2020年のオリンピック・パラリンピック開催国が日本(東京)に決まりました!
日本人の中には、福島第一原発の汚染水の問題が未解決なままだったり、東北地方の復興も思うようには進んでいないということから、「オリンピックどころの話ではない」と苦言を呈する人もいますが、私は素直に喜んで良いと思います。
なぜなら、日本での開催により、日本国内にいる我々日本人が「外国からの目線」というものを今まで以上に意識するようになるだろうと思うからです。
日本という国は、もっと「外国からの目線」を気にすべきだと思います。
日本の内側を見ているうちは気づけないことでも、外側から観察すれば気づけることがあるものです。
これは国家レベルのことだけではありません。
都道府県レベル、市区町村レベル、地域自治体レベル、家庭レベル、そして、個人レベル。
どのレベルにおいても「問題」というものは必ず存在します。
問題を解決するには、そもそも「問題を問題として認識する」ことが大切です。
ところが、「自分の内側」にしか目が向いていないと、問題を問題として認識することすらできない場合もあります。
自分の内側に目を向けながらも、同時に頭の中で「もしも外から観察したら…」ということを想像してみると、とたんに「問題」が明確に見えてきます。
個人レベルの問題ならば「他の人から見れば…」と想像してみる。
家庭レベルの問題ならば「家の外から見れば…」と想像してみる。
地域自治体レベルならば「他の自治体から見れば…」と想像してみる。
市区町村レベルならば「他の市区町村から見れば…」と想像してみる。
都道府県レベルならば「他の都道府県から見れば…」と想像してみる。
そして、国家レベルならば「他の国から見れば…」と想像してみる。
このように「自分の外側から見れば」ということを想像してみれば、「今まで認識していなかった問題が浮き彫りになる」ということがあります。
身近な例で言えば、「これからお客さんが来るから、家の中を綺麗に掃除しよう」という心理が働く、というようなことと同じです(笑)
「外から見た場合を想像する」というのは、自分の内側の問題を見つめ直すのにとても有効な方法です。
今回のオリンピック・パラリンピック東京開催の決定は、そのような意識を国民全体に持たせる良い機会になるだろうと私は考えます。
2020年の開催に向け、世界中からアスリートたち、メディア、旅行者などが日本へやってくることでしょう。
そういう人達が日本にやってきた時に、日本は彼らの目にはどのように映るでしょうか?
私たち日本人に「プライド」というものがあるならば、そういう観点から物事を観察し、日本の国内の問題というものに目を向けていくことでしょう。
福島原発や東北復興の問題だけではありません。日本には、たくさんの問題があるはずです。
「外国からの目線」を意識することで、日本人の多くが自国の問題を認識するようになれば、きっとそこからたくさんの問題を解決していけることと思います。
もちろん、こういう世界的なイベントに頼らなくても、普段からそういう意識を保つことのできる国家というのは理想です。
ですが、せっかくの機会なのですから、こういうイベントを追い風にして、日本人の中に「日本をより良くしていこう、外から見て恥ずかしくない国にしていこう」という意識が広く芽生えるチャンスと捉えるのも悪くはないように思います。
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