「練習」というのは、言い換えるならば次のようなことです。

・こつこつ、真面目に繰り返す。
・愚直に継続する。
・時間をかけ、量をこなす。

こういう「練習」をたくさんやれば、人はそのことに関して「成長」していきそうな気もします。

しかし、これだけでは必ずしも「成長」できるとは言えません。

事実、「練習」をいくらやっても、「ちっとも成長しない」ということもあります。

そういう人は、「意識」というものが「ゼロ」となっている可能性があるのです。

「意識」というのは、具体的には、次のようなことです。

・自分の弱点や課題に自分で気づく。
・客観的に自分を観察する。
・向上心を持ち、具体的な目標を持つ。

こうしたことを「意識」することで、「練習」というものが生きてきます。

「意識」がゼロだったとしたら、いくら「練習」の量や時間を増やしても、「成長」そのものも「ゼロ」となってしまう可能性があります。

しかし、ゼロだった意識を、少なくとも「1」にすることができたならば、「練習」というものがそのまま「成長」へとつながることでしょう。

「いくら練習しても、ちっとも上達しない、成長しない」ということで悩んでいる人は、上記の「意識」の部分を取り入れるようにしてみてはいかがでしょうか。