人は、「厳しい状況」や「苦手なこと」などに直面した時、「現実逃避」をすることがあります。

たぶん、程度の差はあれ、誰でも「現実逃避」を過去にしたことがあったり、あるいは今現在でもしているのではないでしょうか。

私もそうです。現実逃避、してしまいます~(笑)

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「現実逃避」って、どういうものでしょうか。

 ・お金がないのに、無駄遣いしてしまう。

 ・借金をしているのに、返済計画を立てていない。

 ・健康のためにやせなくてはならないのに、たくさん食べてしまう。

 ・健康のためにお酒(あるいはタバコ)をやめなくてはならないのに、やめられない。

 ・急ぎでやるべき仕事があるのに、後回しにしてしまう。

 ・部屋を片づけなくてはならないのに、片付けない。

 ・勉強しなければならないのに、勉強しない。

 ・就職活動をしなければならないのに、活動しないでフラフラ遊んでしまう。

 ・仕事で英語を使うのに、英語の勉強に身が入らない。

このように、頭では「やるべき」あるいは「やってはならない」と分かっているのに、「まあ、いいか」となってしまい、行動が伴わないのです。

こういう現実逃避、私もやってしまうのですが、どうしてやってしまうのでしょうか?

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「現実を見つめる」というのは、私達が思っているよりも、意外に「強いストレス」だったりするのかもしれません。

つまり、逃避している「対象」そのものが「強いストレス」になっているということです。

例えば、上で挙げた、

 ・急ぎでやるべき仕事があるのに、後回しにしてしまう。

に関して言えば、「急ぎでやるべき仕事がある」ということ自体が「強いストレス」なのです。

他の例もそうです。

 ・「お金がない」ということが強いストレスになっている。

 ・「借金をしている」ということが強いストレスになっている。

 ・「健康のためにやせなくてはならない」ということが強いストレスになっている。

 ・「健康のためにお酒(あるいはタバコ)をやめなくてはならない」ということが強いストレスになっている。

 ・「部屋を片づけなくてはならない」ということが強いストレスになっている。

 ・「勉強しなければならない」ということが強いストレスになっている。

 ・「就職活動をしなければならない」ということが強いストレスになっている。

 ・「仕事で英語を使う」ということが強いストレスになっている。

こういう「強いストレス」となるような事柄に対して、人間は「逃げろ」とか「離れろ」というような本能が働くのかもしれません。

つまり、「現実逃避」とは、ある意味「自分を守るための防衛本能」とも言えます。

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しかし、現実逃避は何の問題の解決になりません。

このような現実逃避をどのように克服していくべきか、それを考えないと、いつまでも問題は解決していきません。

ところが、無理矢理「強いストレス」に対抗していくと、今度は自分の「精神」の方が参ってしまいます。

「強いストレス」は、「強いストレス」のままで対抗してはいけません。

ではどうすれば良いでしょうか。

その辺について、もう少し、考えてみましょう。

<続く>