仕事をしていても、勉強をしていても、「時間が足りない」ということってありますね。

時間が足りなくて、結局あれもこれもできなかった、なんて経験は誰でもあるのではないでしょうか。

以前、「時間をうまく使う方法」というテーマでブログ記事を書いておりましたが、今日は、改めて「時間の使い方」について考えてみようと思います。

 

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仕事や勉強をしていて「時間が足りない」という状況に陥るのには、いくつも原因があります。

最初から時間を管理しようと思っていないのならば論外ですが、「時間を管理しよう」と思っていても上手くいかないということは多々あります。

思うに、「時間を食ってしまう一番の原因」の1つは、自分自身の中にある「完成度へのこだわり」ではないでしょうか。

「完成度」へのこだわりを強く持っている人ほど、知らず知らずのうちに「時間を食って」しまいがちです。

自分が「納得」できるところまで完成させようとこだわっているうちに、本当はもっと短い時間で終えられるはずなのに、結果的にずいぶん長くかかってしまうのです。

ところが、もっと早い段階で終えたとしても、結果的にそれほど違いはなかった、ということもよくあります。

早く終えても、長く時間をかけても、大した違いがないのだとしたならば、余計にかかった時間というのは、効率としては決して良くはなかったと言えます。

もちろん、「最後のひと手間」があったことで、完成度に劇的な変化が見られることもあります。

しかし、仕事や勉強が忙しく、やるべきことがたくさんあるような状況においては、思い切って「完成度への見切り」をつけた方が良いかもしれません。

「ここで見切りをつけよう」という決断をズバズバやれるような人は、最終的には人よりも「多く」のことをこなすことができます。

「全く手をつけられなかった仕事(あるいは勉強)」が山積みになっていくよりも、「とりあえず一通り手をつけた(そして完成させた)」という方が、全体的にはバランスが良いと言えます。

仕事や勉強に忙しい皆さん、ぜひ、「完成度へのこだわり」を見直してみてはいかがでしょうか?