英語を学ぶ上で、「最優先」にすべきことって一体何でしょうか?

・文法を学ぶこと?
・単語を覚えること?
・英文をたくさん読解すること?
・英文を自分でたくさん作ってみること?

どれもとても大切なことですね。

しかし、「肝心なこと」をしないままでいると、せっかく努力して勉強しても、なかなか身につきません。

では、英語学習において、一体、何を最優先にすべきでしょうか?

 

<アメブロからの続きはここから>

 

英語というのは「言語」の1つです。

もちろん、中学生や高校生などの学生にとっては「勉強の科目」の1つかもしれません。

しかし、「勉強の科目」である前に、英語は「言語」として扱われるべきです。

一般的に、「勉強の科目」というものは、いわば「頭の良さ」を要求してきます。

数学、理科、社会、国語など、どれも「勉強の科目」であるならば、そこには「頭を使って学習する」ということが必要となります。

しかし、「言語」ならば、必ずしも「頭を使って学習する」ということが必要とは言えません。

頭が良かろうが悪かろうが、「言語を身につけていく」ということは、程度の差はあっても、たいてい誰でもできることです。

ここで言う「誰でも」というのは、補足するならば「健康な耳」と「健康な脳」があれば誰でも、ということです。

「耳」がきちんと聞こえて、そして状況をきちんと把握する「脳」があれば、誰でも言語というものを身につけていくことができます。

逆に言えば、「耳」が聞こえないなどの障害があったならば、「言語」を修得していくのに大変な苦労をすることでしょう。

「耳」を使って「言語」として身につけたものに加え、さらに「頭を使って学習する」という「お勉強」の要素を取り入れていけば、言語レベルがさらに上がるということになります。

「英語」も「言語」なのですから、「勉強の科目」とは違って、「耳」を使えば誰でも修得可能なはずです。

しかし、日本人の多くが、英語を「言語」ではなく「勉強の科目」としてしか扱っていません。

だから、なかなか英語が身につかない。

「耳」を使わずに言語を習得しようとしているのだとしたら、それは「耳」が聞こえない人が苦労するのと同じくらいの苦労を、自分から進んで受け止めようとしているようなものだと言えます。

「勉強の科目」の要素も大事ですが、「言語」としての要素を完全に無視してはいけません。

むしろ、「言語」としての要素を最大限に活かすべきです。

そのために「最優先」でやるべきことは、やはり「音」を使った学習です。

英語の音を「耳」から入れ、そして、それをマネして「口」から出す。

そういうことを延々と繰り返していくうちに、人は「言語」を身につけていくのです。

そういう「音」の学習を最優先にやりながら、同時に「勉強の科目」としての要素を取り入れていくならば、とても高い言語力を身につけていくことでしょう。

ところが、「音」の学習を取り入れずに、単に「勉強の科目」の要素だけを必死にやったとしても、おそらく、いつまで経っても「言語」として英語を身につけていくことはできません。

英語学習において、「最優先」にすべきことは、「音に強くなる」ということです。

そして、そのことは「各種試験」などにも十分以上の効果を発揮します。

次回、「音に強くなる」ことがいかに有効なことであるか、私(久末)がTOEICを受験した時に起こった事例を挙げてご紹介します。

 

<続く>

 


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