「すぐにできるようになる人の共通点」について考えていくコーナー。

前回までに6つの共通点をご紹介しました。
・共通点1:客観力が高い
・共通点2:バランスが良い
・共通点3:自立心を持ち、自分で考え行動する
・共通点4:アウトプットへの移行が早い
・共通点5:自分のミスにすぐ気づく
・共通点6:思考の仕方が忍耐強く、丁寧である

長年、人に英語を教えていると、「すぐにできるようになる人」と「なかなかできるようにならない人」の違いについて気になるものです。

今日は、私なりに気がついた共通点の7つ目をご紹介します。

 

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さて、今日は「すぐにできるようになる人」の共通点の7つ目です。

7つ目は、「声が大きく、字がきれい」という点です。

すぐにできるようになる人は、たいてい「声」が大きく、話し方もハッキリしています。

また、「字」もとても読みやすく、丁寧な印象を受けます。

もちろん全員がそうだとは言いません。

すぐにできるようになる人の中にも声が大きくない人もいますし、字がきれいでない人もいます。

しかし、全体的な印象として、「声」や「字」といった「人に伝えるための媒体」を丁寧にアウトプットできる人は、それに比例してできるようになるのも早いように思います。

自分が発するものが相手に分かりやすい、というのはとても大切なことです。

しかも、相手に分かりやすいだけではなく、声が大きくハッキリとしていたり、あるいは字がきれいで読みやすければ、「自分自身」への認識もその分だけ強まります。

例えば、英文を声に出して読む際などは、声が小さいと自分の声が聞き取りにくくなり、その分、成長も遅かったりします。

あるいは、英単語のスペルを覚えようとする時など、字がきれいでなければ、「文字としての認識」が弱くなってしまい、結果、なかなか覚えられないということがあります。

「声」が大きく、「字」がきれいである、というのは、少しの心懸けで大きく改善できることです。

少しの心懸けで、自分が発するものへの認識が強まり、相手への伝わり方も良くなるのだとしたなら、これはやってみない手はありません。

声が大きくない、あるいは字がきれいではない、という自覚がある人は、いつもより大きな声で挨拶をしたり、いつもよりゆっくり目に字を書いたりしてみましょう。

きっと何かしらの変化があることでしょう。

 

<続く>