「すぐにできるようになる人の共通点」について考えていくコーナー。
前回までに9つの共通点をご紹介しました。
・共通点1:客観力が高い
・共通点2:バランスが良い
・共通点3:自立心を持ち、自分で考え行動する
・共通点4:アウトプットへの移行が早い
・共通点5:自分のミスにすぐ気づく
・共通点6:思考の仕方が忍耐強く、丁寧である
・共通点7:声が大きく、字がきれいである
・共通点8:最初から極端な考え方をしない
・共通点9:失敗してもドンドン次に進める
長年、人に英語を教えていると、「すぐにできるようになる人」と「なかなかできるようにならない人」の違いについて気になるものです。
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さて、今日は「すぐにできるようになる人」の共通点の10個目です。
10個目は、「ちょこちょこ、こまめにたくさんやる」という点です。
これは4つ目の「アウトプットへの移行が早い」とも少し関係があるかもしれません。
すぐにできるようになる人は、空いた時間があったり、ふと気がついたりした時に、「ちょこちょこ」とそのことをたくさんやります。
一般にどのようなことでも、「まとめてやる」のと「こまめにやる」のとでは、後者の方が「量」をこなせるように思います。
例えば、整理整頓がきちんとされている部屋の主は、たいていちょこちょこ、こまめに整理整頓をしているものです。
もちろん「週末にまとめて片付けよう」ということであっても整理整頓はできるかもしれませんが、総じて見れば、「こまめに片付けよう」としている方が比較的長く整理整頓ができている傾向にあるのではないでしょうか。
あるいは、こまめに「貯金」をしている人は、長い目で見て、かなりの額を貯め込んでいたりします。
逆に「ちょこちょこお金を使う」という人ほど、「お金を使っている気はあまりしないのに、なぜかお金が貯まらない」という状況に陥りやすいようです。
これと同じように、「何かを身につけよう」とするならば、そのことを「ちょこちょこ、こまめにたくさんやる」方が効果があるように思います。
「後で時間ができた時にまとめてやろう」と思っていると、なかなか実践できる時がやってこないかもしれません。
何かを身につけていく上で、「量をこなしていく」ということはとても大切なことです。
「ちょこちょこ、こまめにたくさんやる」という人ほど、長い目で見て「量」をたくさんこなすことになり、その結果、そうでない人よりも「できるようになる」のも早くなるようです。
身につけたいと思っていることがあるならば、「ちょこちょこ、こまめにたくさんやる」という意識を持つと良いかもしれませんね。
<続く>