今日はいつもとは少し趣(おもむき)を変えて、「英検とわたし」というテーマで書かせて頂こうかと思います。

2017年1月22日(日)(つい2日前)、私(久末)は久しぶりに英検を受験してきました。

その前に最後に受験したのが、私がまだ大学生だった頃の「準1級」でした。

準1級はその時に合格したのですが、当時どんな問題が出題されたのか、今では全く覚えていません。

あれから20年以上が過ぎました。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

英検の資格というものは有効期限がなく「一生もの」とされています。

しかし、それはあくまでも「資格」としての話であり、「実際の英語力」が何もせずにそのまま一生続くということではありませんね。

なので、本当は何年かに一度は受け直した方が良いのかもしれません。

 

私が最初に受験したのは「英検3級」で、当時私は高校1年生でした。

英検3級は「中学校卒業程度」と言われており、高校1年生の私には易しかったように記憶しています。

ここまでは良かったのですが、問題はその次の「2級」です。

英検2級は「高校卒業程度」と言われおり、特に「単語の量」が3級よりも格段に増えています。

今では「3級」と「2級」の間に「準2級」というものがありますが、私が高校生だった頃には準2級はありませんでした。

なので、「3級」に合格した後に目指すのは当然「2級」だったのです。

振り返ってみると、当時は「英検2級」に挑戦しようとする高校生はあまり多くなかったように思います。

今では高校在学中に「2級取得」を目指している学生も多いでしょうし、実際に取得している学生もたくさんいることでしょう。

しかし、私が高校生だった頃には2級を受けようとする人は同級生にはほとんどおらず、また誰かが取得したという話も全く聞こえて来ませんでした。

それにも関わらず、私が2級を最初に受験したのは高校2年生の6月でした。
高校卒業レベルと言われているのに、少し早いでしょうか。

実は、私は高校2年生に入った時点で既に、その年の8月から10ヵ月間、アメリカに留学することが決まっていたのです。

すると学校の英語科の先生から「留学するなら、英検2級くらいは取得しておいた方がいいぞ」と言われました。

「それもそうだな」と思った私は、自力で英検2級の勉強を開始しました。

ところが結局は勉強不足で、その年の6月に受けた試験では合格できませんでした。

「まあ、時間もなかったし、仕方がないか。」と私は自分自身に言い訳していました。

その後、私はアメリカに渡り、10ヵ月の留学生活を送りました。

そして留学を終え、日本に帰国した後、私は再び英検2級を受験してみようと思いました。

「今度は、まあ、受かるだろう。」

そんな軽い気持ちでした。少々舐めていたかもしれません。

ろくに勉強もせず、いきなり英検2級の試験を受けたのです。

ところが!

留学して帰ってきたにも関わらず、私は2級で不合格となってしまいました!

正直、「うわあ、恥ずかしい!」と思いましたよ(笑)

10ヵ月の留学で身についた英語力というのは、「語彙力が増えた」ということではなく、「既に知っている単語を上手く使えるようになった」ということだったみたいです。

つまり、私の単語力というのは留学の前と後でほとんど変わっていなかったようなのです。

しかし、前述したように、英検では「単語力」は重要なキーポイントです。

単語の知識量が少なければ、当然、合格するはずもありませんでした。

ここで私の「英検2級」への挑戦は終わりました。

 

その後、大学受験をし、それなりに単語の勉強もしました。

そして大学に入り、アルバイトで塾講師をしながら、私なりに英語の勉強を続けました。

で、大学3年生の秋。

今度は私は「2級」をすっ飛ばして「準1級」に挑戦しました。

そうしたら一発で受かってしまったのです。

たぶん、大学受験の時に培った単語力と、塾講師のアルバイトで英語を教えていたことが、自然と私の英語力を上げてくれていたのだろうと思います。

「準1級」に受かってしまったら、もう2級なんてどうでもよくなりますね。

私の英検への挑戦はここまででした。

その後、何度か「次は1級かな」と思いながら、さすがに1級はそのための勉強をしっかりやらないと受からないように思えたので、いまだに挑戦すらしていません。

 

そして、時は流れ、2017年1月。

私は再び英検に挑戦しました。

残念ながら、1級ではありません。

「2級」と「準1級」のダブル受験です!

去年(2016年)の6月から、英検の出題形式が変わったようなので、今後の生徒達への指導のためにもどんなものなのか知っておこうと思って受験を決めたのです。

本当は準1級だけでも良かったのですが、まあ、2級は私にとって「因縁の2級」ですから(笑)、この機会に取得してしまえと思ったわけです。

で、自己採点の結果は、2級と準1級のどちらも95%程度の正解率でした。

【2級】(正解率:97.0%)
Reading:
(1) 20/20
(2) 6/6
(3) 12/12
(4) 英作文(Writing)→自己採点はできず
Listening
(第1部) 15/15
(第2部) 13/15

【準1級】(正解率:94.2%)
Reading
(1) 23/25
(2) 6/6
(3) 10/10
(4) 英作文(Writing)→自己採点はできず
Listening
(Part 1) 11/12
(Part 2) 11/12
(Part 3) 5/5

2級は満点合格と行きたいところでしたが、言い訳がましいですが、ダブル受験で朝から長時間の試験だったもので、最後のリスニングで一瞬頭がボーっとしてしまい、2問ほど取り逃してしまいました。

でもまあ、とにかく、これで2級へのリベンジも果たせたことだし、準1級も満点近くで合格できそうだし、めでたしめでたし。

こうなると、いよいよ次は1級に挑戦してみようかなという気になります。

今年の目標として、1級合格を目指してみようかな??

それはまた別のお話です。

 

<おしまい>