英語を学習している人ならば、きっと「発音」も上手になりたいと願うことでしょう。

「発音なんてどうでも良い」という考え方もアリですが、発音がキレイでないとしたなら、会話の際に「相手」が苦労することになります。

キレイな発音は、相手を心地良く感じさせるだけでなく、発音している自分自身も心地良く感じさせてくれます。

では、キレイな発音を身につけるためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

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英語の発音が上達するには、「理論」を学ぶことと、それを理解した上で「練習」を繰り返すことが必須です。

「理論」というのは、「スペル」と「音」と「発音記号」の3者のつながりについて学ぶということです。

そして、「練習」というのは、まあ、当たり前ですが、何度も何度も繰り返すということです。

ところが、「理論」と「練習」さえあれば誰でも発音が上達するかというと、実はそうとは言い切れません。

もう1つ大切なことがあるのです。

それは、「自分の発音を、自分自身でチェックする」ということです。

 

自分の発音のチェックを「他人まかせ」にしているうちは、いくら理論をもって練習を繰り返したとしても、一向にに発音が上達しないということがあり得ます。

これは「発音」に限った話ではありません。

例えば、ゴルフが上手くなりたくて、スイングの「理論」を学んだとしましょう。

そして、実際にクラブを持ってボールを打つ「練習」を繰り返したとします。

ここで大事なのは、クラブを振りながら、頭の中で「理論」をきちんと押さえながら、その理論通りに自分がクラブを正しく振れているかどうかを「自分自身」でチェックすることです。

「他人のスイング」を見れば「ああ、そこは違う」とか「ここはこうするんだ」と指摘できたとしても、いざ、自分自身がスイングをしてみると、自分も同じように「不適切」なスイングをしているかもしれません。

「他人」によるチェックはもちろん有り難いことですが、結局は、「自分で自分をチェックする」ということができるようになった人ほど上達が早いものです。

英語の発音もこれと同じで、「正しい発音」の理屈をいくら頭で分かっていても、自分で発音をしながら、それを同時に自分自身で「聞いて確認する」ということができなければ意味がありません。

「理論」と「練習」に加え、「自己チェック」というものが合わされば、あとは練習の量や時間に比例して発音は上達していくことでしょう。

意外に「自分の発音を自分でチェックする」ということができない人はたくさんいます。

私(久末)はもう20年以上も人に発音を指導してきましたが、私の個人的な見立てでは、自分の発音を正しくチェックできるという人は、およそ半分程度か、それ以下です。

半数以上の人は、自分の発音を自分でチェックするということを自然にはやれません。

ですが、自分の発音を自分でチェックしよう、という意識を持つことは誰にでもできます。

つまり、「発音」を練習するというよりも、「自分の発音を自分でチェックする」ということを練習するような意識が大切なのです。

発音をキレイにしたいと願うならば、是非、「発音の自己チェック」の能力を高めるような意識を持って練習してみましょう。

 


 

本校では、「発音の自己チェック」の能力を高めるようなレッスンを「個別」に行っております。

一人一人の能力に合わせ、少しずつ自分の発音を自分で確認できるように指導しています。

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