本校では「英作文」を使ったトレーニングを行っています。
中1の文法項目から始まり、中2、中3、そして高校生の範囲へと進んで行きます。
大人になって英語をやり直そうとする人は、「中1」をすっ飛ばして、「中2」あるいは「中3以上」のところから取り組もうとするかもしれません。
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中1の文法というのは、主に以下のようなものです。
■be動詞の現在形(イコールの状態:補語は「名詞」)&不定冠詞「a」
■一般動詞の現在形(三単現を含む)
■be動詞の現在形(イコールの状態:補語は「形容詞」「前置詞による句」)
■be動詞(空間的な存在)(現在形と過去形)
■一般動詞(過去形)(規則変化と不規則変化)
■進行形
■疑問代名詞&疑問副詞(直接疑問文)
■数詞、数字の読み方、曜日、月、年号など、非人称の「it」
■「many」「much」「a lot of」「few」「little」「some」「any」
■助動詞(can, must, have to, will, be going to, may, should, shall I/we)
■命令文、感嘆文
これらの文法項目を完璧に理解し、スラスラと英文を作れるようになったとしたら、きっと英語圏での日常生活でかなりの程度まで用が足ります。
もちろん、ここに「単語」の知識が必要となるわけですが、文法という意味では「中1」までの部分がベースとなるのです。
中2以降の範囲で言えば、「to不定詞」「受動態」「比較」などが入ってきて、さらに複雑な表現ができるようになります。
しかし、「複雑な表現」を使う前に、ベースとなる中1の範囲の英文法を使ってスラスラと英文を作ることができなくてはなりません。
「中1レベルの英文を理解する」のではありません。
「中1レベルの英文を作る」のです。
英文を理解することよりも、英文を作ることの方が難しいと言えます。
英文を作るということを繰り返すことは、「英語で会話する」ということにつながります。
「たかが中1の範囲だ」と思っていたら、意外に難しいと感じるかもしれません。
割と英語に自信がある人でも、本校の英作文プリントの中1の範囲で満点を取れる人は、今のところ1人もいません。
中1の範囲の英文法を自在に操れるような「ベース」が出来上がったら、あとはそこに「複雑な表現」つまり「中2以降」の範囲の文法を取り入れていくと良いでしょう。
大人になってから英語をやり直している人は、是非やってみてください!
本校では「英作文プリント」を徹底的に繰り返すようなトレーニングを取り入れています。
この繰り返しによって、少しずつ「英語が自分のものになる」という感覚に近づいていくのです。
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