私は職業柄、よく「電子辞書と紙の辞書はどちらの方が良いのですか?」と尋ねられます。

確かに、これから英語を学ぼうとする人にとって、これは悩ましい問題ですね。

今日は、電子辞書と紙の辞書、それぞれのメリットとデメリットを見比べてみましょう。

 

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まず、「電子辞書」のメリットを見てみましょう。

 

電子辞書のメリット(1): 文字サイズを変更することができる。

最近の電子辞書は、たいてい「文字サイズ変更」の機能がついています。

小さい文字にして、一画面にたくさんの情報を表示させることもできれば、
大きい文字にして、文字を読みやすくすることもできます。

特に、紙の辞書の文字はとても小さいので、加齢などが原因で細かな文字が読みづらいという人にとっては大きな文字にすることができるのは助かりますね。

紙の辞書では文字サイズを変えることはできないので、これは電子辞書の大きなメリットと言えます。

 

電子辞書のメリット(2) : 暗いところでも画面が明るく、見やすい。

これも電子辞書ならではのメリットです。

電子辞書の場合、液晶画面が光ってくれるので、暗いところでも辞書をひくことができます。

もちろん、暗いところで液晶画面を見るのは、あまり目に良いとは言えませんので、ほどほどにしましょう。

 

電子辞書のメリット(3): 軽くて持ち運びに便利。

ほとんどの電子辞書は、紙の辞書に比べてコンパクトなサイズになっています。

カバンの中に入れて持ち運ぶのも良し、旅先に持って行くのも良し。

分厚くて重い紙の辞書は、持ち運ぶのが大変です。

紙の辞書にもコンパクトなものがありますが、それだと内容がだいぶ少なくなってしまいます。

 

電子辞書のメリット(4): コンテンツが充実している。

最近の電子辞書の中には、「英和辞典」や「和英辞典」だけでなく、他の外国語や、百科事典や一般常識に関する辞典なども収録されています。

全てを紙の辞書で揃えようとすると数万円から数十万円はかかってしまいそうです。

それが1つの電子辞書に収録されているのですから、お得感がありますね。

 

電子辞書のメリット(5): 実際に英単語などを発音してくれる。

電子辞書の中には、英単語を実際に発音してくれるものもあります。

発音記号だけではなかなかイメージがつかめない発音も、実際に発音してもらえると一発でイメージがつかめます。

紙の辞書ではそうはいきません。

 

以上が、一般的に言われている電子辞書のメリットです。

他にもありますが、まずはここら辺にしておきます。

続いて、電子辞書のデメリットを見てみましょう。

電子辞書のデメリット(1): 価格が高い。

紙の辞書は、せいぜい「数千円」という単位で購入することができますが、電子辞書の場合、最低でも1万円台、平均的に見ても数万円はするようなものばかりです。

英語を始めようとする人にとって、数万円という出費は敷居が高いかもしれません。

その点、紙の辞書ならば、古本屋などに行けば、数千円どころか数百円で購入できることもあります。

 

電子辞書のデメリット(2): 取り扱いを慎重にしなくてはならない。

電子辞書は、「電子機器」ですから、ぞんざいな扱いをしてしまうと簡単に壊れてしまいます。

踏んづけたり、落っことしたりしないよう、慎重に取り扱う必要があります。

紙の辞書ならば、踏んづけても落っことしてもたいしたことはありません。

 

電子辞書のデメリット(3): バッテリー(電池)の心配をしなくてはならない。

電子辞書を使うためには、当然バッテリーが必要です。

電池切れとなってしまっては、もはやただの物体です。

一方、紙の辞書であれば、バッテリーの心配はいりません。

 

まあ、他にもあるかもしれませんが、こんなところにしておきましょう。

電子辞書のメリットは、そのまま「紙の辞書のデメリット」となり得ます。

同様に、電子辞書のデメリットは、そのまま「紙の辞書のメリット」になりそうですね。

電子辞書と紙の辞書のそれぞれの「メリット・デメリット」で、一般的に言われていることをザッと挙げてみました。

これらは「表面的な違い」と言えます。

しかし、電子辞書と紙の辞書を比べて見ると、もっと「本質的な違い」というものがあります。

次回は、両者の本質的な違いについて考えてみようと思います。
どうぞお楽しみに!