英語学習者の皆さん、頑張っていますか?

毎日頑張っている人もいれば、時々頑張っている人もいれば、あまり頑張っていない人もいることでしょう。

頑張ればできるようになる、そう信じながら日々努力しても、「なかなかできるようにならない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

英語というものは、「薄い色を塗り重ねる」ような心構えで取り組むのが良いと思います。

 

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昔、子供の頃、絵の具で絵を描いた記憶はたいてい誰にでもあると思います。

例えば、空を水色に塗ろうと思って、絵の具に水を足して薄めます。

ところが、絵の具が足りなくて、ほとんど透明なくらいの薄い水色になってしまいました。

薄い水色を白い紙の上に塗り伸ばしてみますが、ほとんど色がついていません。

英語の学習というものは、これに近いような感じです。

いきなり濃い色で塗ろうと思っても、思い通りにいきません。

頑張って塗っても、本当に薄い色しかつかないのです。

自分の成長ぶりがあまりにも感じられず、嫌になってしまうかもしれません。

しかし、どんなに薄い色であったとしても、紙が乾いて、翌日また同じように塗っていけば、そのうち、何日かするうちにだんだん濃い色へと変化していきます。

毎日の学習で「あまり効果がない」と思ったとしても、それでも毎日やり続けていくことには意味があります。

気がつけば、「以前より発音がうまくなった」とか「以前より英文を作るのが楽になった」とか、そういう成長を感じ取れるくらいにまでなります。

私も高校時代にアメリカに留学していた時、同じように感じました。

人は、日々の成長には気がつきにくいものです。

ですが、それは薄い色を塗っているからであって、色が全くついていないというわけではないのです。

英語学習は、「薄い色を塗り重ねるように」進めていくのが良いと思います。