今年は、国際会議の仕事が2つあり、それに忙殺された一年だったように思います。

デュープラーでは「英語学院の運営」という業務の他に、「国際会議などのイベント事務局」という業務を行っております。

国際会議は毎年あるわけではありませんが、1つの国際会議の準備には通常2〜3年という時間が必要となります。

そういう国際会議が、今年は8月に富山で1つ、11月に京都で1つありましたので、2つの国際会議の準備を同時に進めていかなくてははなりませんでした。

 

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国際会議の仕事をしているおかげで、私は「英語を使って仕事をする」ということを実践しながら、「日本人はどのような英語を身につけるべきか」ということを身をもって知ることができるのではないかと思っています。

外国人と英語でコミュニケーションを取るような仕事をしていると、「日本の常識」と「世界各国の常識」が異なるということを痛感します。

英語を身につけるということは、単に「発音」「単語」「文法」といったことを学ぶだけではないのですね。

相手がこちらに何を伝えようとしているかを、前傾姿勢になって、理解しようと努める。
そして同時に、こちらが伝えたいことが「相手にとって分かりやすい表現」となっているかどうかを自分でチェックする。

そういうことへの意識がないままでは、いくら発音が良くても、いくら単語をたくさん知っていても、いくら正しい文法で英文を作ることができたとしても、相手に通じないということはあり得ます。

相手がどの程度理解しているか、ということを全く気にしないで、自分の好きなように英語で話したり書いたりしている人がたくさんいます。

しかし、英語は「コミュニケーション」のツールなのですから、独りよがりはいけません。

「相手に通じるかどうか」あるいは「相手のことをキチンと理解できているかどうか」ということを、常に自分自身に問いかけながら、自己チェックしていかなくてはなりません。

そういう意識を持ってコミュニケーションを取れる力こそ、世界で求められている英語力なんだろうと思います。

デュープラーでは、これからも「発音」や「単語」や「文法」といった「知識のみの修得」に偏ることなく、「相手に通じる英語」「相手のことを理解できる英語」を目指して指導を行っていこうと思います。

どうぞ来年もデュープラーをよろしくお願い申し上げます。