「品詞」というのは、主に以下の8つに分類されます。

1. 名詞
2. 代名詞
3. 動詞
4. 形容詞
5. 副詞
6. 前置詞
7. 接続詞
8. 間投詞

 

今日は「2. 代名詞」を見てみましょう。

代名詞というのは、文字通り「名詞の代わり」として使われる品詞です。

代名詞、と聞いて皆さんが真っ先に思い浮かべるのは「人称代名詞」ではないかと思います。

「人称代名詞」というのは、以下の表のようなものです。

<人称代名詞の表>

単数 複数
一人称  I
(私は・私が)
 we
(私達は・私達が)
二人称  you
(あなたは・あなたが)
  you
(あなた達は・あなた達が)
三人称  人間の男  he
(彼は・彼が)
they
(彼らは・彼らが)
(彼女らは・彼女らが)
(それらは・それらが)
 人間の女  she
(彼女は・彼女が)
モノ  it
(それは・それが)

これらの人称代名詞はさらに「格変化」もするのですが、それはまた別の機会に説明します。

そして、人称代名詞とは別に「指示代名詞」というものもあります。

指示代名詞というのは、「this(これ)」「that(あれ)」「these(これら)」「those(あれら)」という言葉のことです。

他にも代名詞と呼ばれるものがありますが、どれも「名詞の代わり」として機能するのです。

つまり、前回説明した「名詞」と同じように、文の中では主に以下の4つのどれかとして機能することになります。

1. 主語(動作を行うもの)となる

2. 動詞の目的語(動作が行われるもの)となる

3. 補語(主語や目的語とイコールの関係の語)となる

4. 前置詞の目的語(前置詞の後ろに置かれ、前置詞と一緒に1つのかたまりとなる語)となる

前回の「名詞」と同様、代名詞は英文を作る際には頻繁に出てきます。

名詞と合わせ、上記の4つの働きと一緒によく理解しておくと良いでしょう。

 

さて、次回は「3. 動詞」について見てみましょう。
どうぞお楽しみに!