「品詞」というのは、主に以下の8つに分類されます。
1. 名詞
2. 代名詞
3. 動詞
4. 形容詞
5. 副詞
6. 前置詞
7. 接続詞
8. 間投詞
「接続詞」という言葉は、その名前から想像できる通り、「何かと何かをつなげる言葉」ということになります。
ここで「何かと何か」というのは何なのか、ということを考えなくてはなりませんが、その前に、以下の分類を確認する必要があります。
■語 → 1つの言葉のこと。単語とも呼ばれる。
■句 → 2つ以上の語で、「1つのかたまり」となって機能するもののこと。ただし「主語+述語動詞」が含まれているかたまりは句ではない。
■節 → 「主語+述語動詞」を含むかたまりではあるが、文ではなく、「文の一部」として機能しているもののこと。1つの「文」の中に、「主語+述語動詞」を含むかたまりが2つ以上ある場合に、それぞれの「主語+述語動詞」を含むかたまりが「節」である。
■文 → 通常「主語+述語動詞」を含み、「大文字」で始まり、「ピリオド」などで終わるまでの語のかたまりのこと。1つの語で文になっていることもある。
英文法を理解していく上で、この4つの分類はとても重要です。
この4つをきちんと理解することができると、「接続詞」も理解することができます。
おそらく、一番有名な接続詞と言えば「and」という言葉でしょう。
これは、「A and B」のように使われる言葉で、「A」と「B」をつなげる働きをします。
ここで「A」と「B」は、両方とも「語」の場合もあれば、両方とも「句」の場合もあれば、さらには、両方とも「節」となっている場合もあります。
「and」と似た働きをする言葉として、「or」や「but」などがあります。
これらは「等位接続詞」と呼ばれる言葉で、「語と語」や「句と句」や「節と節」を「同格」でつなげる働きをする接続詞です。
さらに、接続詞には、「等位接続詞」とは別に、「従位接続詞」というものもあります。
それはまた次回に説明しましょう。
どうぞお楽しみに!