日本での死亡者数が少ない理由について、これといった説明というか、証明というか、そういうものは出てきているのでしょうか?

日本人の遺伝子だとか、既にほとんどみんなが抗体を持っているだとか、マスクをつける習慣が日本人にはあるからだ、とか、色々と言っていますが、個人的にはどれも決定的であるようには感じられません。

その一方で、日本国内の医療の現場では、こうしている今も、医療従事者の皆さんが懸命にコロナウィルスと戦ってくださっています。

それぞれの現場で、医療従事者の皆さんが「知恵」を絞り、未知のウィルスに対して、「こうすれば良いか、ああすれば良いか」と考えながら、様々な治療方法を実践しているのだろうと思います。

そういう医療従事者の方々が、「コロナウィルスはただの風邪だから、みなさん、心配せずに外にでて、マスクも外して、恐れることなく生活してください」といったことを口にするでしょうか? きっとそんなことは言わないだろうと思います。

日本の死亡者数が少ないのは、医療現場の努力によるものが大きいのではないか、と個人的には思います。

ところが、感染者数、あるいは「疑いの感染者」の数が増えていけばいくほど、今以上に医療現場の負担は大きくなることでしょう。

今はまだ医療現場での対応もなんとかやれているのかもしれませんが、このままでは、本当に医療崩壊が起こってしまうかもしれません。

医療崩壊が起これば、それこそ、何千という単位どころか、何万という単位で死亡者が出てくるかもしれません。

医療現場の負担を減らすための努力は、法律を見直すなど国にも頑張ってほしいところですが、我々のような一般市民にもできることがあります。

それは単純に、「自分は感染しないように気をつける」ということなのだろうと思います。

 

ところで、先週の火曜日に当ブログの記事で、私は「食事をしながら飛沫が跳ばないようにする」ためのマスクのようなものが出来れば良いのだが、と書きましたが、その3日後、なんとそんなマスクが登場しましたね!

既に世間で話題になっていますが、サイゼリヤが考え出した食事用マスク「しゃべれるくん」です!
https://www.saizeriya.co.jp/PDF/irpdf000805.pdf

シンプルで、誰でも簡単にまねできる、という点が素晴らしい!
こういう知恵を出し合って、少なくとも自分自身は感染しない、あるいは身近な人達に感染させない、ということを生活の中で意識していきたいものです。