遡ること「19年」前の今日。
2001年10月1日。
デュープラー英語学院は誕生しました。
この年の3月末で、私は勤めていた出版社を退職し、4月から9月末までずっと起業準備をしていました。
あの時は、19年先のことなんて想像もしませんでした。
ただなんとなく、「自分はこれをやるんだ」という強い気持ちだけは持っていたのではないかと思います。
開業するに当たり、銀行などからの借金もせず、自分が用意した資金だけを頼りに、いざとなればバイトでも何でもやろうという気持ちでいました。
借金をすれば、自分の力だけでは到底動かすことができないような大きな岩を転がし始めることができます。
しかし、それがいったん転がり始めてしまえば、今度は自分の力だけでは制御することができなくなってしまうのではないか。そのことが、もしかしたら自分の首を絞めることになってしまうのではないか。
そう思った私は、自分の力だけで動かせるような小さな岩を転がすところから始めたのです。
その後、生徒数は増えたり減ったりを繰り返しながら、同時に国際会議のお仕事を頂くこともありながら、なんとか19年間やってこられました。
さて、来年はキリのいい「20周年」です。
今、世の中全体が新型コロナウィルスによって新しい形への変化を求められています。
デュープラーも同じように、変化の波に乗り遅れないように準備しつつ、記念すべき20周年を迎えられるようコツコツと歩いて行こうと思います。
皆様、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
デュープラー
久末