本校の授業は、「生徒が自分で文法書を読み、それをすぐに教師に説明する」というやり方で行っています。

そのため、生徒が読む文法書は、それ自体が「読めば分かるもの」でなくてはならないのです。

2001年に私がデュープラー英語学院を立ち上げた当初は、まだ自分の文法書ができあがっていなかったため、仕方なく、市販の文法書を使っていました。

ところが、市販の文法書には、「ここをきちんと説明してほしい」というところが抜けていたり、「この説明では、生徒が自力で読んで理解することができない」というものがあったりして、歯がゆい思いをしていたのです。

そこで、どうしても、かゆいところまで手が届くような、きちんとした説明が書かれた英文法書を、自分の手で作り上げたかったのです。

そして、教室を立ち上げてから3年ほど経った2004年、ようやく私の1冊目の著書となる「英文法解説書」が出来たのです。

これは、本文ページ数は「194ページ」となっており、今回の本と比べても3分の1ほどの分量しかありませんでした。

これができあがった時点では、「良い本ができた!」と自画自賛していたのですが、数日も経つと、すぐに「ああ、ここを直したい」というところが出てきてしまいました。(本を作るというのは、そういうものです。)

で、1冊目の文法書を使い続け、何年か経つうちに在庫も減ってきたところで、「よし、新しく書き直そう!」と思い立ったのが2冊目の「読んでつながる英文法」です。

<続く>

 

私の3冊目の著書、「世界につながる英文法」は、今月末に発刊予定です!
今、事前予約を受け付けています!
気になる方は、是非以下のページをチェックしてみてください!
http://dupler.co.jp/eng_school/grammar_textbook/