2冊の本が完成した2011年は、デュープラー英語学院が立ち上がった2001年からちょうど「10周年」の年でした。

1冊目の発刊が2004年だったので、それから約7年の間に、実際に授業を行いながら「これは必要だ」と思われる文法項目の説明を全て2冊目に盛り込みました。

つまり、2冊目は「内容の充実」というものを最も重要視しながら執筆したのです。

また、2冊目が完成したのは2011年10月ですが、この後、2014年頃から、私は「小学生」「中学生」「高校生」を対象にしたレッスンも始めました。(本校は2001年開校時から、基本的に「大人」を対象にしたレッスンを行っていました。)

今では小学生から大人まで(60代の方もいらっしゃいます!)、幅広い年代の方々を対象としてレッスンを行っています。

2冊目の文法書は、一応「高校生以上を対象にしています」という前提で執筆したものですから、「小学生」や「中学生」には少々難しすぎる感じでした。

中学生については、日本語の読解力のある子だけは文法書を使い、そこまでの読解力がない子には私が口頭で説明したり、あるいはノートに説明を書いたりして対応しました。

前回も書きましたが、私が口頭で説明したりノートに説明を書いたりすると、生徒は「受け身」の姿勢になってしまうので、学習効果としては好ましくありません。

そこで、今回の3冊目では、「中学1年生でも読める」ように配慮したのです。

実際に小学生や中学生に指導していくうちに、実は「高校生」や「大人」であっても、英語の初期レベルの内容は「もっと丁寧な説明」を用意してあげた方が良いということが分かってきました。

というわけで、3冊目では、「中1から大人まで」を対象に、英語学習者なら「誰でも」読めるように工夫しました。

さらに、2冊目と異なる点があるのですが、それはまた次回。
どうぞお楽しみに!

<続く>

 

私の3冊目の著書、「世界につながる英文法」は、今月末に発刊予定です!
今、事前予約を受け付けています!
気になる方は、是非以下のページをチェックしてみてください!
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