今あなたが、一生懸命、何かしらのことで「努力」をしているとして、それがなかなか「結果」として見えてこないのだとしたら、考えられる原因は2つあります。

それは、「今の努力の仕方に偏りが生じている」という点と、「成果が出るまでに、本来、まだまだ時間がかかるはずのことである」という点です。

 

まず前者について考えてみます。

「今の努力の仕方」が、仮に「適切でない」としたならば、その努力の仕方を続けていても、恐らくいつまで経っても「結果」は出てこないでしょう。

そのような場合、まずやるべきは「今の自分の努力の在り方を疑う」ということです。

これができれば、自分自身の努力の在り方の「偏り」に気がつくことができるかもしれません。

「偏り」が原因となって、「努力」が成果に結びつかない、ということは多々あります。

自分の中にある「偏り」に気がつけたならば、それに対して「別の観点」や「別の角度」から捉えて、「新たな努力の形」を探ることができるかもしれません。

「今を疑う」とは、すなわち、「今の自分の努力の在り方を疑う」ということです。

 

次に、後者について考えてみます。

「成果が出るまでに、本来、まだまだ時間がかかるはずのこと」に対して、「今すぐに成果が欲しい」と思ってしまっている、という状況もあります。

そうした状況に陥ると、「こんなに努力しても、ちっとも成果が見られない。つらい、もうイヤだ、やめよう。」と考えてしまい、努力し続けることも諦めてしまうかもしれませんね。

こういう時には、「未来には、必ず成果が現れる!」と強く信じることが重要です。

「未来を信じる」ということができるからこそ、人は努力を続けることができるのです。

 

努力していても成果がなかなか見られない時、伸び悩んでしまっている時には、勉強であっても、仕事であっても、どんなことであっても、「今を疑い、未来を信じよう」と自分自身に語りかけてみると良いと思います。