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明日のテーマは「hang up」という表現です。

この意味をご存じの方も多いかと思いますが、どうしてそういう意味になるのかまではご存じでない方もいらっしゃるのでは？

これは「慣用的」な表現ということになります。

「慣用的って何？」と思う人もいることでしょうから、ちょっと解説します。

「慣用的な表現」というのは、「文字通りの意味」ではなく、人が最初ある意味で使っていた表現が、そのうち、本来の意味から派生して別の意味になったり、本来の意味が薄れたりしても、なお使われ続けるようになった表現のことです。

例えば、日本語でも「足を洗う」と言った場合、それは本当に「お風呂場で足を洗う」という意味で使われることもありますが、そうではなくて、「何らかの（通常、好ましくない）仲間や組織から抜け出して、まっとうな生活を送る」という意味で使われますね。

このように「本来の意味」ではなく、「別の意味」を含みながらも、世の中で一般的に使われるようになった表現のことを「慣用的な表現（慣用表現）」と言います。

今回のメルマガのテーマ「hang up」はまさに「慣用的な表現」と言えます。

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