前回の続き>

前回は「発音練習で意識すべきポイント」の3つ目について考えてみました。

<発音練習で意識すべきポイント>
1. 自分が出している音を、自分の耳でしっかり「聞こう」とすること。

2. 正しい音はこうだった、と探るよりも、「自分はこうやって間違えてしまいがちだ」ということに注意すること。

3. 丁寧に、ゆっくり発音すること。

4. 細部にこだわり、自分自身のことを緻密にチェックすること。

今回は最後の「4」つ目についてご紹介します。

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4. 細部にこだわり、自分自身のことを緻密にチェック
すること
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これは前回とかぶる内容かもしれませんが、まあ、お付き合いください(笑)

発音というものは「微細なコントロールを必要とするもの」であると以前もお話しました。

発音に限らず、人が自分の身体を使って何かを実践する時、その内容レベルが上がれば上がるほど、より「微細なコントロール」が必要となるのが普通です。

前回、「スピードを落としてゆっくり発音しよう」と書きましたが、単にゆっくりにすれば良いということではありません。

ゆっくりにすることで、自分の発音の「細部」までしっかり捉え、間違った発音をしていないか自己チェックすることが大切です。

これを怠って、ただ指導者に言われるがままにスピードを落とすだけでは、いつまでも「正しい発音」は身につきません。

肝心なのは「細部にこだわって、自分で自分をチェックする」ということ。

そもそもが大雑把な性格の人はもちろんのこと、割と几帳面な人でも、外国語の発音となると慌ててしまうものです。

二重母音と長母音をきちんと区別して言えているかどうか。

無声音を発する際、喉を震度させずにきちんと言えているかどうか。

発音指導者に指摘された箇所について、自分自身で気づけてこそ、自分の発音を修正していけるというものです。

さて、以上が「発音練習で意識すべきポイント」となります。

実際には他のもたくさん意識すべきポイントがあろうかと思いますが、代表的なものは上記の「4つ」となります。

是非、意識してみてくださいね。

続く

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