年が明け、既に2週間以上が過ぎました。

年始に「今年こそ英語ができるようになるぞ!」という誓いを立てた人も多いはず。

しかし、ふたを開けてみれば、「何をどうすれば英語ができるようになるのやら」と途方に暮れていたりしませんか?

英語にしても、ダイエットにしても、「カンタンで、しかも効果バツグンの方法」を探しているうちに、いつの間にか時間だけが過ぎてしまいます。

結局のところ、どうすれば英語ができるようになるのか?

今日は、一緒に考えてみましょう。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

まず、「英語ができる」というのは、どのように定義することができるでしょうか?

私(久末)の中では、以下のようなことができる人を「英語ができる人」と呼ぶように思います。

 

★「英語ができる」=「相手に誤解されたり、聞き返されたりすることなく、自然な英文を作り、それを発音して伝えることができる」

 

どのようなことも、「インプット(中に入れること)」よりも「アウトプット(外に出すこと)」ができなくては意味がありません。

もちろん、アウトプットの前に「インプット」ができていなければなりません。

英語に関して言えば、「英文を読解できる」とか「英語の音声を聞き取ることができる」ということは「インプット」の行為と言えます。

ちょうどTOEICの「Listening」と「Reading」のテストはインプットのみのテストということになります。

これに対し、「英文を自分で作ることができる」とか「英語で単語や文を発音することができる」ということが「アウトプット」の行為です。

最終的には「インプット」ではなく、「アウトプット」を目標にすべきです。

ということは、「英文を作る練習」と「英語を発音する練習」の2つを実践していけば良いということになります。

 

「英文を作る」ためには、「1. 単語力」と「2. 文法力」と「3. ネイティブ達による自然な表現の考え方」の3つが必要となります。

「単語」と「文法」さえあれば、それなりの英文はできることでしょう。

しかし、ネイティブ達が実際にどのような英文を作っているのか、ということを観察していかないと、「文法的には正しいように見えるが、とても不自然な英文」を作ることになってしまいます。

もちろん、「単語」も「文法」も、どちらも英文を作る上では必要なことです。

「単語」も「文法」も「ネイティブ的な感覚」も、いずれもまずは自分の頭に「インプット」しなくてはなりません。

「単語」は無理矢理覚えていく必要があります。

「文法」は、自分の頭を使って「思考」しながら、理屈を理解していかなくてはなりません。

そして「ネイティブ感覚」を身につけるには、やはりネイティブ達が作った文をたくさん「読む」ということが効果的です。

つまり、「単語」を覚え、「文法」を理解した上で、たくさん「本を読む」ということが求められます。

そして、そういったインプットの行為で終えてしまうのではなく、今度は、ネイティブ達の作った英文をマネしながら、「自分で英文を作る」という行為をひたすら繰り返していくことがとても重要です。

「英文を作る」というアウトプットの行為をしないで「英語ができるようになる」ということはありません。

たくさんの英文を作り続けていくことで、英語が「自分の中」に定着していくのです。

 

さて、「英文を作る」というのは、どちらかと言えば「頭」を使った行為と言えます。

その一方で、「英語を発音する」というのは、どちらかと言えば「身体」を使った行為と言えます。

せっかく英文を作ることができるようになったとしても、それを「音声」で伝えることができなければ実用的ではありません。

つまり、英語ができるようになるためには、「発音の練習」が不可欠です。

発音は「音」ですから、目に見えないもの、捉えづらいものです。

見えない音を見えないままで捉えようとしてもなかなかできるようにはなりません。

そこで、見えない音を「発音記号」と「スペル」といった「平面のもの」として書き出しながら、それを見て学習していくのが賢いやり方です。

「発音記号」と「スペル」の関係を理解し、それを実際の「音」と付け合わせていく作業が必要となります。

そして、「発音」もまた、インプットだけではなくアウトプットのトレーニングが重要です。

とは言え、発音は「自分だけ」ではなかなか上達しないもの。

誰か発音の上手な人に確認してもらいながら学習を進めていくのが良いでしょう。

 

「英文を作る」と「英語で発音する」の2つができるようになれば、それが「英語ができるようになった」ということになります。

その道のりは、決して楽ではありません。

しかし、「耳」が聞こえ、さらには考える「頭」があるならば、誰でも英語はできるようになります。

なぜなら、「英語」は「言語」であり、「学科のお勉強」ではないからです。

「言語」は、耳が聞こえ、頭で考えることができるならば誰でも身につきます。

今、こうしてこの記事を読んでくださっているあなただって、「日本語」という言語を身につけたはずです。

英語が「言語」である以上、必ず身につきます。

当然、アウトプットのトレーニングを十分にこなさなければできるようにはなりません。

しかし、一度身についた英語は、世界の様々な場面で役に立ちます。

これからの人生を生きていく上で、今、英語ができるようになるためのトレーニングをしておくことはとても先見の明のある、価値あることだと私は思います。

今年こそ、英語ができるようになることを目指して、トレーニングを始めてみましょう!

 


 

 

本校では、「単語」「文法」「発音」「英作文」など、基本的な英語学習トレーニングをゼロから丁寧に指導しています。

本校での発音レッスンに興味のある方は、まずは「無料説明会」にお越しください。

>>> 無料説明会のお申込はこちら