英語学習者の皆さん、毎日頑張っていますか?

英語ができるようになるには、「単語」「文法」「発音」の3つをバランスよく向上させていく必要があります。

既に英語学習を始めている人も、これから英語学習を始めようとしている人も、「単語」「文法」「発音」の3つをうまく取り入れていくと良いでしょう。

では、この3つについて、まず、どの程度のところまでを目標として学習すべきでしょうか?

今日はその辺りについて考えてみましょう。

 

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まず、「単語」について考えてみます。

「単語」というのは、英語を使う上で欠かせない要素ですね。

「単語」を知らなければ、会話が成り立ちません。

私(久末)の感覚としては、およそ「3000」ほどの単語を知っていれば、日常生活でのやり取りは、十分ではなくても、なんとかなります。

高校卒業までに習う単語の数はおよそ「3000個」と言われていますので、高校までの英語をきちんと押さえて置けば、自然と「3000語」くらいの単語は知っていることになります。

この3000語までをきちんと押さえたら、その先の3000以上のレベルの単語の学習を進めていくと良いでしょう。

英検で言うならば、2級でおよそ「3000」程度の単語が必要となります。これが高校卒業の範囲です。

準1級では「7000〜8000」程度の単語が必要と言われています。

英検1級では「12000」から「15000」ほどの単語が必要と言われていますので、「10000」を超える単語は日本人にとってはかなりハイレベルと言えます。

 

このように、「単語」の学習というものは「何千」という単位で必要になってくるものです。

こう聞くと、「うわー、そんなにたくさん、無理!」と思うかもしれません。

しかし、多くの日本人は、たとえ英語が苦手な人であっても、「1000語」くらいは知っているはずです。

「リンゴ」や「駅」や「家」や「イヌ」といった名詞。
「歩く」や「走る」や「食べる」といった動詞。
「寒い」や「熱い」や「美しい」といった形容詞。
「a」や「the」といった冠詞。
「and」や「but」といった接続詞。
「on」や「in」や「of」といった前置詞。
「will」や「can」や「must」といった助動詞。
「1, 2, 3, …」といった数詞。

こうした言葉は、多くの日本人が知っている言葉だろうと思います。

そういう言葉を集めていくと、軽く「1000」くらいにはなります。

「1000」くらいの単語を知っていれば、最低限の会話ならば、かろうじてできます。

なので、最初は「1000」までの単語のおさらいをやり、そこから「3000」までの単語を押さえていく、というのが良いでしょう。

 

また、単語を覚える時は、「スペル」と「日本語の意味」だけではなく、さらに「品詞」と「発音の仕方」を合わせて覚えていくと良いでしょう。

そして、「英単語→日本語」という置き換えができるようになったら、「日本語→英単語」というように「英語を出す(アウトプットする)」という形で学習を進めてみましょう。

 

英語学習を進めていく上で、最初の3000語をしっかりと身につけることはとても重要です。

大人になってから英語をやり直そうとする人も、最初の3000語をすっかり忘れてしまっているかもしれませんから、3000語以上のレベルに手を出す前に、一度、3000語までの単語をおさらいすることを強くおすすめします!

さて、続きはまた次回。
近日中に続きを書きますので、どうぞお楽しみに!