前回(昨日)、英語ができるようになりたければ「英作文」をすべきだ、ということを書きました。

英作文のやり方には、主に「口頭」と「筆記」の2通りが考えられます。

今日は、具体的なやり方について、本校で実際にやっている方法をご紹介します。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

まず、英作文に取り組む際に大事な考え方があります。

それは、「文法を意識した英文を書く」ということです。

文法が一通り身についているという上級者ならともかく、中級者以下、特に学習初期の初級者については、「言いたい内容を好き勝手に英作文していく」という方法は避けるべきです。

初級者〜中級者は、まずは「文法を徹底的に身につける」ということに集中した方が良いでしょう。

そのためには、「文法」のテーマを決めておき、その文法テーマに従って英文を作るというやり方が効果的です。

文法項目を1つ1つ制覇していき、最後には「全ての文法項目を制覇する」ところまで頑張るのです。

文法項目を全て制覇したら、いよいよ「自分の好きなテーマで英作文していく」という段階に移ると良いでしょう。

 

では、文法項目はどれくらいあるのでしょうか?

以下、ザッと挙げてみました。

1. be動詞の現在形(イコールの状態:補語は「名詞」)&不定冠詞「a」
2. 一般動詞の現在形(三単現を含む)
3. be動詞の現在形(イコールの状態:補語は「形容詞」「前置詞による句」)
4. be動詞(空間的な存在)(現在形と過去形)
5. 一般動詞(過去形)(規則変化と不規則変化)
6. 進行形
7. 疑問代名詞&疑問副詞(直接疑問文)
8. 数詞、数字の読み方、曜日、月、年号など、非人称の「it」
9. 「many」「much」「a lot of」「few」「little」「some」「any」
10. 助動詞(can, must, have to)
11. 命令文、感嘆文
12. 助動詞(will, be going to)
13. 助動詞(may, should, shall I/we)
14. 従位接続詞(that)(名詞節)
15. there is/areの表現
16. 従位接続詞(when, if)(副詞節)
17. to不定詞(名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法)
18. 動名詞
19. 第2文型、第4文型、第5文型の文
20. 比較の文(原級比較、比較級比較、最上級比較)
21. 受動態
22. 現在完了(完了、結果、経験、継続)
23. to不定詞(形式主語、疑問詞+to不定詞など)、動名詞との区別
24. 疑問詞を使った「間接疑問」/「do you think」の挿入
25. 否定疑問/付加疑問
26. 名詞の副詞的目的格
27. 現在分詞と過去分詞(名詞を修飾する形容詞の働き)
28. 関係代名詞(制限用法)
29. 従位接続詞(before, after, till, since, because)
30. 相関接続詞/接続副詞
31. 知覚動詞/使役動詞/原形不定詞
32. 過去完了(完了、結果、経験、継続、過去の過去)/完了進行形
33. 時制まとめ/時制の一致
34. 関係代名詞「what」/関係副詞(制限用法)
35. 関係代名詞&関係副詞(非制限用法)、複合関係詞
36. 助動詞+完了形、助動詞の過去形
37. 仮定法過去
38. 仮定法過去完了、仮定法現在、if以外の仮定法
39. 話法

 

さて、これだけの英文法の項目を全て制覇することができれば、あとは「単語力」と「発音の技術」さえあれば、世界のどこでも通じることでしょう。

「文法」というくくりで英作文を繰り返していくと、自分が言いたい内容の文を作る時に、「あ、ここでこの文法が使えるぞ」という具合に、文法項目を自分の頭から引っ張り出してくることができるようになります。

ところが、文法項目が頭の中に入っていない人は、「なんとなくこんな感じ」という英文しか作ることができません。

「なんとなくこんな感じ」で通じれば良いのですが、そういう英文は、相手にとっては少なからず「負担」となります。

相手の負担を軽くするためには、文を作る前に、自分自身が「きちんとした英文を作ろう」という意識を持つことがとても大切なのです。

 

さて、以上のように「文法項目」を先に決めてから英作文をしていく、という考え方で進めるとしましょう。

次は、具体的に「口頭」と「筆記」それぞれの英作文のやり方についてご紹介します。

が、また長くなってしまいましたので、続きはまた今度!
どうぞお楽しみに!