英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「adrenalin」という言葉です。
そのままローマ字のように発音すれば「アドレナリン」となりますね。
実際、「アドレナリン」というカタカナの言葉が日本語でも使われることがあります。
ところが、英語の発音としては、カタカナのような感じで「アドレナリン」と発音するのとは違っています。
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「adrenalin」は「adrenaline」というスペルで書かれることもあります。(最後に「e」がつくこともあります。)
どちらのスペルであっても、これの発音記号は[ədré(n)əlin]となります。
カタカナで書くとしたならば「アdレェナリン」という感じです。
なんだか、カタカナでそのまま「アドレナリン」と言った場合と同じような気がするかもしれませんね。
しかし、毎度のことながら、英語では「アクセント」の位置が異なると、カタカナの発音とは全然違って聞こえるから不思議です。
今回の単語では、「re」の部分にアクセントが置かれていますので、音として高く、強く発音されるのはこの部分だけになります。
カタカナで「アドレナリン」と発音する場合、「ア」が低く、「ドレナリン」がずっと高くなるのが普通だろうと思います。
英語では、「レ」の部分だけを高く、強く発音するので、まず単語全体の音の印象が全然違います。
さらに注意すべきは、この単語に「R」と「L」の両方が混在しているという点です。
また、「d」の部分は「ド」ではなく、「ドゥ」を無声音にした感じにする点にも注意しましょう。
というわけで、「adrenalin(e)」をそのまま「アドレナリン」とカタカナのように発音してはいけません。
是非覚えておいてくださいね。
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