英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「analogue」という言葉です。

これは日本語でも「アナログ」というカタカナの言葉として使われていますね。

これの英語での発音は、日本語のカタカナ発音の「アナログ」とは、全然違う、というわけでもありませんが、少し違っています。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

<アメブロの続きはここから>

 

「analogue」の発音記号は[ǽnəlɔ̀ːg]です。

発音の説明に入る前に、「意味」について説明します。

「analogue」の定義について、手元にあったiPhoneのSiriに尋ねてみると、このように出ました。

Adjective(形容詞)
relating to or using signals or information represented by a continuously variable physical quantity such as spatial position, voltage, etc.

つまり、「連続的に変わることができる物理的な量によって表される信号や情報に関連していたり、それらを使うこと。空間的な位置や電流など。」ということです。(まだよく分かりませんね。)

さらに簡単に言うならば、「量を表すものが変化していき、その連続的な流れを表したもの」ということです。

「analogue」の反対の言葉は「digital」という言葉であり、これは「数字」あるいは「数字で表されたもの」という意味です。

「analogue」が「数字」ではなく「量の変化の流れ」を表しているのに対し、「digital」は「数字」で表現するということです。

「アナログ時計」というのは、元々「針」が一瞬も止まらずに少しずつ動いていくような仕組みの時計のことですが、「デジタル時計」は「数字」によって表示された時計のことですね。

このように、電子工学などの分野で「デジタル」と対応して使われる言葉として「analogue」という言葉があるのです。

 

さて、話が長くなりましたが、上記の意味での「analogue」は、実はアメリカでは「analog」というスペル(最後の「ue」が抜け落ちたスペル)で書かれることが多いようです。

ところが、「analogue」には、上記の電子工学などで使われる「アナログ」という意味の他に、「類似したもの」という「名詞」の意味が存在します。

この意味の場合は、アメリカの英語でも「analogue」というスペルで書かれるようです。

 

要するに「analogue」には「analog」という別のスペルがあり、その意味も少し違っている、ということです。

ただし、「analogue」も「analog」も、どちらも発音記号は同じ[ǽnəlɔ̀ːg]となります。

日本人のカタカナ発音の「アナログ」と違う点は、「母音の発音」と「アクセントの位置」です。

まず重要なのは「アクセントの位置」で、この単語の場合、最初の「a」の文字のところに第一アクセント、後半の「o」の文字のところに第二アクセントが置かれます。

第二アクセント、というものを「第一アクセントより弱いけれど、それなりに強く発音する部分」だと思っている人もいるようですが、実際はそうではなく、「第二アクセントには、全くアクセントが置かれない」と思ってしまっても差し支えありません。

つまり、この単語において、最初の「a」の文字の部分だけにアクセントを置けば良い、ということになり、最初の「a」が終わったら、その後は一気に音程が下がり、音の出し方も弱くなったまま最後まで行く、という感じです。

このアクセントの取り方だけでも、日本語のカタカナ発音とはだいぶ違って聞こえるはずです。

そしてもう1つ、「母音の発音」にも注意しましょう。

最初の「a」の文字は[æ]という記号に対応していますので、少し「エ」の音が混ざったような感じで「ア」と発音します。

ついでにもう1つ言っておくと、最後の「lo」の文字のところは、長めに「ロー」と発音すると良いでしょう。

是非覚えておいてくださいね。

 


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