英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「barber」という言葉です。
これは「理髪師」や「理容師」という意味の言葉で、一般に男性客を対象に髪を切る人のことです。
この単語をそのまま「バーバー」と発音すれば良いと思っている人も多いでしょうが、英語としての発音は少し違っています。
<アメブロの続きはここから>
「barber」の発音記号は[bάːrbər]です。
まず、前半の「bar」のスペルに対応している発音記号は[bɑːr]の部分ですが、ここに入っている母音[ɑːr]という記号は、「最初はこもらずにア」を発してから、それを徐々に述べしていき、後半では「こもってア」に変えていく、という発音です。
一方、後半の「ber」のスペルに対応している発音記号は[bər]ですが、最後の[ər]という記号は、語尾が「er」となっている単語でよく見られる記号で、「こもったア」から始まり、そのまま「こもったまま」で少し長めに発音する、というものです。
つまり、この単語の最初は「こもらないバ」から始まるのですが、後半は「こもったバ」の音を出す、ということです。
日本人にとってはこの違いは微妙すぎてわかりにくいかもしれませんが、ネイティブたちは、この微妙な違いによって「スペル」を聞き分けているのです。
是非覚えておいてくださいね。
本校では、「オンライン」での個別発音レッスンを行っています。
発音美人になるためには、勘違い発音をなくしていく必要があります。
本校でのオンラインの英語発音・発音レッスンに興味のある方は、以下をご覧ください。
>>> オンライン・英語発音個別レッスン