英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを１つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「college」という言葉です。
これは「単科大学」という意味の名詞です。
これの発音を「カレッジ」と思っている人もいるかもしれませんが、それは勘違いです。
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「college」の発音記号は[kάlidʒ]です。
まず、最初の[kɑ]の部分は、「コ」と「カ」が合わさったような音なのですが、アメリカ人の中には「ア」の方に近い音で発する人もいたり、あるいは「コ」の方に近い音で発音したりする人もいて、バラバラですが、私個人としては、「スペル」を「ローマ字」として読んで近い方にしたら良いのではないかと考えます。
ここでの「スペル」は「co」ですから、これは「ローマ字」として読めば「カ」というよりは「コ」となりますね。
よって、私はまず「co」の部分は「コ」に近いけれど、少し「カ」の音が入ったような音で発音します。ここにアクセントが置かれているので、ここをぐっと高く、強く発音しましょう。
続いて、「lle」のスペルの部分は「レッ」ではなく、「リ」という感じです。これは「Ｌ」なので、日本語のラ行に近い感じで、さらにハッキリとした「リ」という音で発音すると良いでしょう。
最後の「ge」の部分は、[dʒ]という発音記号に対応しているのですが、これは「ジ」というよりは、「チ」に近い音となります。
「チ」と発音する時、「舌先」が上顎についてしまいますね。この要領で、「濁点」をつけた感じで「ヂ」とするのですが、これは「単語の語尾」に当たる部分の音なので、「声帯を震わせない」ようにして、無声音で「ヂ」と発音します。すると、濁らない「チ」と似た音となるかもしれませんが、それで良いのです。
是非覚えておいてくださいね。
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