英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを１つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「corporate」という言葉です。
これは「法人組織の」や「団体の」といった意味の形容詞です。
この単語の発音を「コーポレート」だと思っている人もいるかもしれませんが、正しい英語の発音は少し違っています。
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「corporate」の発音記号は[kɔ́ːrpərət]です。
まず、最初の音は「コ」という感じで始まりますが、すぐに「オ」の音をこもらせるように変化させます。
つまり、「こもらないコ」の後で、「こもったオ」を続けて発音する、ということです。これによって[kɔ́ːr]という発音記号の音が再現されます。
また後半は「レート」ではなく、短く「レｔ」、あるいは、「リｔ」のように発音しましょう。最後の「ｔ」は「トゥ」という音を「無声音」にして出します。
カタカナで「コーポレート」と発音すると、最初の「コーポ」が低く、「レ」が高くなり、「ート」で再び低くなる、という音程になりがちだと思いますが、英語での「corporate」の場合は、最初の「co」の部分にアクセントが置かれるため、最初が一番高く、強く発音されます。
さらに、この単語は「cooperate」とよく似た形であり、発音も混同されがちです。
「cooperate」の発音記号は[kouάpərèit]なので、「corporate」とはかなり違っています。
是非覚えておいてくださいね。
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