英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「crystal」という言葉です。
これは「結晶」という意味ですが、日本人はこれをカタカナで「クリスタル」と発音しがちです。
しかし、英語では、これは少し違った発音となります。
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「crystal」は、発音記号では[krístl]となります。
カタカナで書くならば「kリィsトォ」という感じです。
実は、この単語に限らず、単語の最後が「-tal」となっていて、発音記号が[tl]となっているものは、どれも日本人には発音が難しいのです。
例えば、「total」「hospital」「dental」などです。
「-tal」となっているものは、発音記号では[tl]ですが、これを「トゥル」としてはいけません。
ましてや、「タル」としてもいけません。
「t」と「l」は、どちらも「舌先」をつけて発音するものなので、少しコツが要ります。
まず、「t」の後ろに「l」が続くときには、「t」の音特有の「空気の音」はほとんど無くなります。
もはや「トゥ」という音ではなく、舌をつけっぱなしにして「のどをならす」ような感じになります。
そして、最後の「L」の音もまた、舌をつけっぱなしにして「ウ」や「オ」といった感じの音になります。
そうすると、「トォ」のような感じになるのですが、日本語の「ト」とも微妙に違い、舌先をつけっぱなしにして音が終わるのです。
最初の[krí]の部分も、「k」を無声音で発しておきながら、「ri」の音に移行していくという、日本人には少々難しい発音となります。
全体としては、「kリィsトォ」という感じになりますが、これがカタカナでの説明の限界です。
いずれにしても、「クリスタル」という発音とはだいぶ違いますので、ネイティブの発音などをよく聞いて比べて見てくださいね。
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