英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「decade」という言葉です。
これは「10年間」を表す言葉です。
「100年間」を表す言葉は「century」と言いますが、こちらは比較的よく知られていることでしょう。
「10年間」の意の「decade」は、日本人にはあまり知られていないようで、これの発音を「ディケード」あるいは「ディケイド」と思っている人もいるようですが、それは完全な勘違いです。
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「decade」の発音記号は[dékeid]です。
この単語の最初の音は「ディ」ではなく「デ」です。母音としては、「アイウエオ」の「エ」の音です。
そして、この「デ」の部分にアクセントが置かれます。
次に「ca」のスペルの部分は、「ケー」と伸ばすのではなく「ケイ」というように[ei]という二重母音で発音しましょう。
最後の「d」の部分は、当然「ド」ではなく、「ドゥ」という音を「無声音」にして発音すると良いでしょう。「無声音」というのは「ひそひそ話」のように声帯を震わせずに出す音のことです。
日本人が「ディケイド」や「ディケード」と発音する際、おそらく「ケ」のところが高くなる傾向があるでしょうが、正しい英語の発音としては最初の「デ」が高くなるのです。
是非覚えておいてくださいね。
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