前回、「mustを決めるのは自分自身」という話を書きました。(前回記事はこちら)
「must」というのは「しなくてはならない」という意味の言葉です。
自分で書いておきながら、時々私(久末)も自分で「mustを決めているのは自分自身なんだなぁ」と思います。
仕事でもなんでも、何か「辛いな」とか「大変だな」と思う時には、たいてい「must」を自分で作り出しているのではないかな、と自問します。
で、「辛いな」とか「大変だな」とか思っておきながら、その自分を苦しめている事柄について「mustではない」と思うことができない。
どうして「must」にしてしまうのだろう?とさらに自問してみると、どうやら、そこには「プライド」というものがあるように思えてなりません。
私の場合は、ということなのかもしれませんが、「自分自身に対するプライド」というものが、「これはmust」「これもmust」というように、「must」をどんどん作り出しているような気がするのです。
プライドを持つ、ということは、たとえるなら、「自分を中心に円を描き、円の外よりもその円の中の方が、山のように盛り上がって高くなっている」というように自分自身を「高く」捉えるということだろうと思います。
このプライドが高ければ高いほど、「自分は高みにいなくてはならない」という思いが強くなり、本当は必要ないことまで「must」にしてしまうのではないかと思うのです。
「辛いな」とか「大変だな」とか思う時には、「自分のプライド」というものが「must」を増やしてしまっているのではないかと疑ってみると良いかもしれません。
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