前回、日本の教育の「ゴール(目標)」をどこに設定すべきか、ということを、ザッと書きました。

人によって異論はあるでしょうけれど、今、ザッと出てきたものを私自身で読み返してみましたが、とりあえず現時点での目標としては妥当なところではないかと思います。

さて、とにかく「目標」を定めることができたならば、今度はそこに到達するための「方法」を考えるとしましょう。

まず私が挙げた「教育の目標」のうちの1つ目から見ていきます。

1. 自分の利益だけを考えるのではなく、他者の利益も考えられる人材の育成。

このことを世界中の半数以上の人がやれたならば、この世界のあらゆる問題が解決するのではないかとさえ思います。

「自分のことだけでなく、他者のことも考える」というのは、まさに、言うは易く行うは難し、です。

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