<前回の続き>
前回、「断ることができず、かつ、緊急に対応しなくてはならない」というイレギュラーな仕事をどのように対処すべきでしょうか?というところで終わってしまいました。
このような仕事こそが「自分のスケジュールを乱すもの」となるわけですが、こういう仕事はたいてい発生するものだとはじめから覚悟しておく方が良いでしょう。
「今すぐ」に取りかからなくてはならなくなった以上、今の時点で予定してたスケジュールは見事に狂います。
そういう時は、「今すぐに取りかかります」と言いつつ、頭の中で「スケジュールの再構築」をする必要があります。
「今すぐ」と言いながら、もしも「5分後に取りかかれば良い」などの時間的猶予があるのならば、その5分の間に「今日のこの後のスケジュール」を組み立て直します。
当然、朝の時点で決めたスケジュールを見ながら、他に今日中にやるべき仕事はないか、急いで確認するのです。
もっとも、朝の時点で「今日中にやるべき仕事」は午前中などの早い時間帯に回してあるはずなので、もう既に「今日中にやるべき仕事」を終えている可能性もありますね。
「断ることができず、かつ、緊急に対応しなくてはならない」というイレギュラーが発生した場合には、その都度その都度、予定を変えていくしか方法がありません。
しかし、このようなイレギュラーがあまりに頻発するようでは、とても自分で時間の使い方を組み立てて仕事を進めていくことはできません。
そこで、「断ることができず、かつ、緊急に対応しなくてはならない」ようなイレギュラーの仕事が入らないようにする努力として、どのようなことができるか考えてみましょう。
次回は、「イレギュラーの予防策」についてご紹介していきます。
どうぞお楽しみに!
<続く>