前回、人が何かを「難しい」と感じるのは、そのことについて「自分の意のままにコントロールできない」と感じるからだ、ということを書きました。

「自分の意のままにコントロールできない」ことに対して、人は一般に「楽しい」と感じるよりも「つまらない」や「苦しい」などのように感じるのが普通です。
「難しい=楽しい」と感じることができる人は、「今の難しさ」をそのまま楽しいと感じているというよりも、「いつか、未来において、そのことを自分でコントロールできるようになる」ということを想像し、そこまでの道筋を想像して「楽しい」と感じているのではないでしょうか。
つまり、今、目の前にある「難しい事柄」に取り組みながら、「未来では難しさが軽減される」と思うことができたなら、その過程を「楽しい」と感じることができるということです。
ということは、何か「苦手なこと」を始めると、すぐに「つまらない」と感じてしまうのは、自分が未来においてそれができるようになると「信じる」ことができないからではないでしょうか?
「難しい」を「楽しい」と感じるようにするためには、結局は「自分を信じられるかどうか」ということです。
自分を信じて、必ずできるようになると思うことができたなら、たとえ今は「難しい」と感じることでも「楽しい」と思えます。
逆に、自分を信じることができなくなってしまうと、「今、難しい」ということが、「永遠に、ずっと難しい」と感じられてしまい、すぐに「つまらない」となってしまいます。
かと言って、「苦手なこと」だから必ずしも「難しい=つまらない」になるとは限りません。
自分を信じる、という、セリフにするとなんとも陳腐な響きに聞こえてしまう表現ですが、でも、やっぱり、自分を信じるということが、「難しい」を「楽しい」に変えてくれるのだろうと思います。
では、どうすれば、「自分を信じる」などということができるでしょうか?
続きはまた今度!
皆さんも考えてみてください。
<続く>

※記事をお楽しみ頂けましたら、以下のランキングにご協力をお願いします。
ポチッと押して頂ければ嬉しいです。(久末)


にほんブログ村


英語 ブログランキングへ