(早速、昨日の続きです。これまでの記事一覧はこちら。)

大学3年の時、私(久末)は車の免許を取るため、教習所に通い始めました。

車を運転するということは、私にとっては、子供の頃からの憧れでした。

幼い頃、父親の運転する車の助手席に座り、ギアを切り替えて運転している父の姿を見て、なんとなくかっこいいなと思ったものでした。

そして、自分が教習所に初めて行った日、「いよいよオレも車を運転する時がきたのか~」とウキウキした気分になりました。

ところが、ところが!

前回も書きましたが、生まれて初めて「運転席」に座ったその日、私はとうとう、一回も車を発進させることができませんでした。

この時の私の落胆ぶりは相当なものでした。

「あ~、オレはなんてダメなんだ…」

「オレには、車の運転は無理だ…」

とりあえず次回の技能教習の予約をしたものの、私はほとんど自信を持てずにいました。

そして、2回目の技能教習の日がやってきました。

正直、1回目よりも緊張していました。

前回と同じように、「1. クラッチを左足で踏む」、「2. ギアをローに入れる」、「3. クラッチを緩めると同時に右足でアクセルを踏んでいく」。

これで車は進むはずなのに、どうしても、その前にエンストしてしまうのです。

指導員も「落ち着いて、もう一度」と言ってくれるのですが、あまり親切な人ではなく、「おいおい、どうなってんだよ、この下手くそ!」という心の声まで聞こえてくるようでした。(→これはもちろん、私の被害妄想による脚色ですが。。。)

とうとう、この日も一度も車を発進させることができませんでした。

「もうダメだ。オレには、一生、車の運転は無理だ…。」

そして、この日を最後に、なんと私は、教習所に行くのをすっかりやめてしまったのです。

「難しい」ことに直面した時、私にはどうしても「自分ならできるようになる」とは思えませんでした。

だから、「難しい」が「楽しい」にはならず、そのまま「つまらない」となり、ついにはギブアップしてしまったのです。

さて、今、私は車の免許を持っています。

教習所に行くのをやめてしまった後、いったい、どうやってこれを克服したのでしょうか?

続きはまた次回へ。

続く>

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