(前回の続きです。これまでの記事一覧はこちら。)
ここのところ、私(久末)が大学時代に「車の免許」を取りに行った時の話を書いています。
なかなかうまくいかなくて、「難しい」と感じたことに対して、当時の私もまた、「楽しい」と思うよりも先に「ダメだ」と諦めてしまい、「つまらない」と感じてしまっていました。
でも、「同じ人間なんだから、自分にもできるはず!」と思い立つことによって、「やるだけやってみよう」という気持ちを持つことができたのです。
そして、私はこの体験によって、「なかなかうまくいかない」ことには、必ず「原因」や「理由」があるということも学びました。
努力や根性でがんばっても、「理屈」や「理論」が完全に欠けてしまっているとうまくいかないことがあります。
私が車の運転でうまくいかなかったのは、まさに「理屈」や「理論」が欠けていたからでした。
マニュアル車を発進させるための理屈を学び、ようやく「人並み」に教習を進めることができるようになった私は、心の中では嬉しくて仕方ありませんでした。
その後、学校が春休みだったこともあり、私は教習所に通い詰めました。
そして、4月になり、桜の花が散った頃、やっと、車の免許を取得したのです。
この頃になると、私は車の運転がすっかり「楽しい」と思えるようになっていました。
もちろん、まだまだ初心者、エンストは時々やってしまうような下手くそなレベルです。
それでも、「自分で車を持って、自分で運転したい」という気持ちが沸いてきていたのです。
免許を取得した私は、その勢いで「マニュアル車」を自分で購入し、日々の生活の中で運転し続けました。
その甲斐があって、私の運転技術はかなり上達しました。
2008年には、タクシーなどの営業運転ができる「普通自動車二種免許」を取得しました。
つまり、プロの運転手の資格を手に入れたわけです。
ギアをローに入れて車を発進させることもできなかった私が、今や、プロ運転手の資格を持っているのです。
「難しい」のは「つまらない」し、「イヤだ」と思ってしまうのが普通です。
それでも、「他の人にできることならば、同じ人間なんだから、自分にもできる!」と考えていけば、きっとできるようになります。
もしも、がんばってもできるようにならないならば、どこか「理屈」や「理論」が欠けているのかもしれません。
「自分にもできる」と信じることで、いつか、「難しい」が「楽しい」に変わります。
そして、どんなことでも「楽しい」と感じられるようになってしまえばしめたもの。
そのことに関しては、どんどんと上達していくはずです。
「難しい」が「つまらない」で終わってしまってはもったいない!
是非、「自分にもできる!」と信じて、「難しい」を「楽しい」に変えてみてはいかがでしょうか。
<おしまい>
※記事をお楽しみ頂けましたら、以下のランキングにご協力をお願いします。
ポチッと押して頂ければ嬉しいです。(久末)