今月開催予定だった「無料」の英語講座。
今日の「0-2」で全て終了しました。
ご参加下さった皆様、どうもありがとうございました!
やっぱり「レベル0」とは言え、内容が充実しすぎたのか、受講後に「満腹感」を漏らす方がちらほら見えました。
もうすこし、ゆったりやるために、「2回」に分けるのではなく「3回」か「4回」に分けてやろうか検討中です。
ただ、それよりも重要なことは、この講座を「聞くだけ」で、英語がすぐにできるようになるわけではない、ということです。
何を身につけるにも、「インプット」と「アウトプット」を交互に行わなくてはなりません。
今、このブログで「英語の学習法について考えよう」というテーマで記事を書いていますが、そこでも同じことを書きました。
英語に限らず、何かを「身につける」ためには、
1.知る(情報のインプット)
2.理解する(情報の整理、接続、思考)
3.覚える(情報の記憶)
4.身につける(情報の定着およびアウトプット)
という段階が必要となります。
「身につける」は「アウトプット」が問題なくできるレベルのこと。
では、4の段階にならなくてはアウトプットができないか、と言えばそうではありません。
「1.知る」を終えた後に、すぐに「アウトプット」することは可能です。
ただ、「2.理解する」や「3.覚える」がないところでアウトプットするのは、非常にぎこちないことでしょう。
たとえるなら、それはまるで、生まれて初めて料理に挑戦する人のようです。
まずは、作りたい料理をどのような手順で作るのかを「知る」というところから始めなくてはなりません。
どうしてそういう手順となるのかを「理解」していないくても良いのです。
また、その手順を「覚える」必要もありません。レシピを片手に見ながら作れば良いのです。
そうやって、何度も繰り返し、自分で料理を作ってみる(アウトプットしてみる)ということを繰り返していくことで、ようやく「身につく」というレベルにまで達するのです。
今回の英語講座は、上記の4の段階のうちの「1.知る」の部分だけを担うものです。
2~4に関しては、「本人」が自力でやるしかありません。
しかし、「1」に関しては、誰かが既にアウトプットしたものをインプットするが必要となるため、他人の力が必要です。
つまり、料理なら「レシピ」を書いてくれる誰かとか、料理の手順を教えてくれる誰かが必要になる、ということです。
そして、「知る」ということの次に進むかどうかは、もはや「本人次第」ということになります。
この英語講座を通じて「英語の世界」を「知る」ことによって、多くの方が、その次のステップに進めることを切に願います。