(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら

 

「単語をドンドン覚えることができたらなぁ」というのは、おそらく英語学習者ならば誰もが思うことではないでしょうか。

私(久末)も単語を覚えるのに苦労している一人です。

単語を覚えるのは大変ですが、どうせ大変な思いをするなら、なるべく効率的で効果的な方法でやりたいものです。

さあ、今日も「残念ではない英語学習法」を模索してみましょう!

 

<アメブロからの続きはここから>

 

前回までに、英単語を覚えていくには、以下のことを実践すると良いと書きました。

1. 「スペル」だけでなく、「発音記号」と一緒に覚える。
2. 「日本語の意味」だけでなく、その単語の「品詞」を理解した上で覚える。

この2点を意識するかしないかによって、「自分が英文を作る」という場面になった時に、実際にその単語が「使えるか使えないか」が違ってきます。

単語を何のために覚えるのか?

それは「英文を理解する」というインプットの目的だけではなく、「英文を自分で作る」というアウトプットの目的でもあるはずです。

単語を覚える際に「発音記号」と「品詞」と一緒に覚えていけば、実際に使えるようになることでしょう。

 

さて、今日はもう1つ、単語を覚える際の効率的なやりかたをご紹介します。

それは、「単語だけ」で覚えるのではなく、「文」という単位で覚えていく、というやり方です。

市販の単語集を買ってくると、たいてい単語ごとに「英語の例文」が載っています。

その例文を読み、覚えたい単語だけでなく、その例文の中に書かれている他の単語と一緒に覚えていくのです。

当然、「発音記号」と「品詞」の理解は欠かせません。

他の単語についても、「発音記号」と「品詞」と「日本語の意味」を理解し、その上で、実際に「発音」してみます。

そして、「文全体」の意味を理解しながら、口が慣れるまで、何度も繰り返し「音読」をしていくのです。

何度も何度も音読し、口が軽くなってきたところで、「文字」から目を離して言ってみます。

つまり、文まるごと暗唱するのです。

文をまるごと暗唱した上で、「スペル」と「発音記号」と「品詞」と「日本語の意味」をまとめて覚えるのです。

こうすると、いつか自分がその単語を使って「文を作ろう」とした時に、とても役に立ちます。

ところが、「文」ではなく「単語のみ」で覚えていくと、いざ「文を作ろう」とした時に、「どうやってその単語を使えば良いのか」迷ってしまう可能性があります。

「単語」は、「文」の中に入ってこそ活躍するものです。

なので、「単語」を覚えるのと同時に、「文の中での働き」と一緒に覚えてしまえば、別の文の中でその単語を使おうとした時に、上手に使えるようになるのです。

当然、「単語」だけを覚えていくのに比べ、「文」という単位で覚えていく方が「労力」がかかります。

しかし、労力がかかった分、それだけ深く、長く、頭の中に残ります。

しかも、「発音して覚える」ということをしているわけですから、「耳」と「口」にも残ります。

そうやって、苦労しながら覚えた単語は、本当の意味で使える単語となるのです。

実践するのは楽ではありませんが、やってみれば「深く」残るということが実感できると思います。

是非、やってみてください。

 

<続く>

 


 

本校では、「文ごと覚える」という方法について、ゼロから丁寧に指導しております。

興味をお持ちの方は、ぜひ本校の「無料説明会」にお申し込みください。

>>> 無料説明会のお申込はこちら