(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら

 

英語を学習していく上で「辞書」は欠かせないアイテムと言えます。

ところが、本校の生徒達が辞書を使う様子を見ていると、どうも「辞書」を十分に使いこなせていないことが多々あるようです。

さあ、今日も「残念ではない英語学習法」を模索してみましょう!

 

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「辞書」というのは、主に以下の2つの場合に使用されます。

1. 英文を読解する時。
2. 英文を自分で作ろうとする時。

「1」の場合は当然ですが、「2」の場合にも辞書が大いに役に立ちます。

自分で英文を作ろうとする時に、「どの英単語を使えば良いか分からない」という状況になったとしましょう。

その時、多くの人が使うのは「和英辞典」だと思います。

「和英辞典」で、自分が言いたい英単語を見つけます。

そこまでは良いのですが、ここで注意が必要です。

「和英辞典」の多くは、「日本語から英語の置き換え」となるような内容が中心となっています。

つまり、「日本語の単語」から「英語の単語」に置き換えたものがザッと載っているのです。

ここで、「ああ、この英単語を使えば良いのか」と簡単に考えてはいけません。

「日本語の単語」から「英語の単語」を見つけた後で、今度は、その「英語の単語」を「英和辞典」で確認してみる必要があります。

「英和辞典」で単語を引くと、今度は「日本語の意味」が載っています。

しかし、載っているのは「日本語の意味」だけではありません。

その単語が「文」の中に入ったときに、どのように「機能」するかについての説明や例も載っているはずです。

特に、あまり馴染みのない英単語を使おうとする時には、必ず「英和辞典」あるいは「英英辞典」でその「使い方」を確認してみましょう。

「和英辞典」にも使い方の説明が書かれていることがありますが、それだけでは不十分な場合があります。

日本語から英語に「単語の置き換え」ができたとしても、その英単語の「使い方」が間違っていたのでは正しく伝わる英文にはなりません。

「和英辞典」で英単語を見つけたら、「英和辞典」で引き直す。

そういう「一手間」をきちんと続けていくと、次第に「単語ごとの正しい使い方」を身につけていくことができます。

是非、やってみてください!

 

<続く>

 


 

本校では、「辞書の使い方」に関するアドバイスも行っています。

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