今年に入って、あっという間に1ヵ月が過ぎ、もう節分まで終わってしまいました。
この間、「今年こそ英語を勉強しよう!」と思い立った人も多いのではないでしょうか。
ところが、そういった意気込みで取り組み始めた英語学習も、そもそもの「やり方」が理に適っていないのだとしたら残念です。
一生懸命努力していることが、まるで見当違いの方向だっただなんて、そんな悲しいことはありません。
では、「どのような学習法」が残念なやり方なのでしょうか?
残念な英語学習法を1つずつご紹介しながら、「効果的な学習法」を模索してみたいと思います。
<アメブロからの続きはここから>
どのようなことであっても、「身につける」というレベルにまで到達するためには、学習内容について「インプット」で終わってはいけません。
必ず、「アウトプット」ということをトレーニングの中に取り入れなくてはなりません。
車の運転が上手な人の横で、人の運転をたくさん「見ている」だけで運転が上手になるはずはありません。
キレイな字を「見ている」だけで、自分の字が上手になるはずはありません。
どのようなことであっても、「自分が実践し、アウトプットしてみせる」ということを繰り返さないうちは、絶対に「身につく」というレベルにまで到達しません。
ところが、今の世の中、「聞くだけで英語ができるようになる!」といった、いかにも胡散臭い宣伝文句にだまされている人がたくさんいるようです。
「聞くだけ」では英語はできるようにはなりません。
仮に、「聞くだけで○○」といった教材を使って誰かが英語を身につけたとしたならば、きっとその人は、「自分が聞くだけではなく、アウトプットの練習もしたはずだ」ということを見落としているだけです。
繰り返しますが、「聞くだけ」で英語が話せるようになったり、英語が書けるようになったりはしません。
英語が話せるようになるには、「文を作る」という行為と「発音する」という行為、すなわち「アウトプット」の行為を繰り返さなくてはなりません。
「聞くだけで英語が話せるようになる」というのは、「車の運転が上手な人の横に座っているだけで運転が上手になる」とか、「キレイな字を見続けていたら字がキレイになった」というのと同じことです。
やってみれば分かりますが、そんなことは「あり得ない」のです。
もちろん、学習の最初の段階で「インプット」はとても重要です。
しかし、人間というものは「インプット」だけで何かを身につけられるほど優秀ではありません。
普通、人が何かを身につけていくプロセスというのは、次のようなもののはずです。
1. お手本となるものを「インプット」する。
2. お手本を「マネ」して自分で「アウトプット」してみる。
3. 自分がアウトプットしたものを誰かに「評価」してもらう。あるいは自分で「評価」する。
4. 他人や自分による「評価」を自分自身にフィードバックし、自分のアウトプットが良かったのか、あるいは悪かったのかを「反省」する。
5. 再び「1」に戻り、「2」「3」「4」を繰り返していく。
このようなプロセスを経ることで、少しずつ、自分の「アウトプットの質」が高まっていくのではないでしょうか。
英語が話せるようになる、あるいは英語で文が書けるようになる、ということを達成するためには、同じように「インプット」と「アウトプット」と「自己反省」を繰り返さなくてはならないのです。
残念な学習法というのは、つまりは「インプットに偏った学習」と言えます。
「毎日聞くだけ」といった、「インプットに偏った学習」を続けてしまっている、そこのあなた!
すぐに「アウトプット」と「自己反省」を取り入れた学習を追加してみましょう。
インプットをしているだけでは決して見られない効果が、すぐに現れるかもしれませんよ。
<続く>
本校では、「インプット」に偏ることのない、「アウトプット」を中心とした学習方法を指導しています。
自分でアウトプットしたものが「良い」のか「悪い」のかを自分自身で「評価」するのはとても難しいことです。
アウトプットの質を高めたいとお望みの方は、是非、本校の「無料説明会」にお申込ください。
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