日本とアメリカでは、様々な文化の違いがあります。
これを知ることで、英語を学ぼうというモチベーションの一つになれば良いなと思って始めたこのコーナー。
今回は「チップ」について書きます。
日本ではあまり見られない「チップ」ですが、アメリカではあちこちで必要となります。
チップが必要なのは、
・サービスマン(ウェイター)が客テーブルを担当するようなレストラン
・ホテルのベッドメイク
・バスなどで荷物を運んでくれた場合
などなど、他にもチップが必要な場面があります。
私がアメリカに留学していたのは高校生の頃なので、たいていはホストファミリーと一緒に行動していました。
だからレストランへ行った時も、チップなどはホストファミリーが全部やってくれていて、私自身はチップを払うという経験をあまりせずにいました。
ところが、今年の9月にアメリカに行った時、今度は自分でチップを払うことになったので、だいぶアタフタしてしまいました(笑)
チップには「サービスしてくれてありがとう」という感謝の意味と「良いサービスをしてね」という期待の意味の二面性があるようです。
慣れないと「あれ、ここではチップ渡すのかな?」なんて思って周りのネイティブの様子をキョロキョロと見渡してしまったり、あるいはすっかり失念してしまって後から戻って「これ、チップ!」って渡しに行ったりしてしまいますね。(笑)
聞くところによれば、アメリカでは、アルバイトの時給はとても低く、それだけでは労働の対価として見合わないのだそうです。
だからチップが入ることを見越して働いているというのが常識らしいのです。
アメリカのチップは、例えばレストランなら「食事代の約15%」ということなので、例えば5000円の食事をしたお客さんにつけば「750円」程度のチップが見込めるということですね。
ちなみに「15%」という計算をするには、まず「食事代の10分の1の金額」を割り出し、その次に「それをさらに半分にした金額を足す」とすれば簡単に暗算できます。
食事代5000円
→ 10分の1は「500円」
→ さらに半分の「250円」を足す
→ チップ15%は「750円」
ということです。
私はアメリカに行って英語が通じないとかいうことはありませんが、この慣れない「チップ」には戸惑ってしまいます。
次に行く時は、もっとスムーズにチップを渡したいものです。
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