<前回の続き>
(「発音美人になりましょう!」シリーズのこれまでの記事一覧はこちら。)
先週、私(久末)は国際会議の仕事で仙台に行っておりました。
で、久しぶりに外国人と生で英語でやり取りをする機会が持てました。
今回もまた、アメリカ人の会議参加者から、私の英語がキレイだと褒められました。
別に褒められることを期待しているわけではないのですが、やっぱり、人間、褒められれば嬉しいものです。
その人に言わせると、「あなたの発音は、日本人のようではなく、ずいぶん長くアメリカに住んでいた人の発音ですね」とのこと。
ところが、どれくらいアメリカに住んでいたのかと尋ねられ、「10ヵ月です」と答えると、えらく驚いていました。
私は、アメリカに滞在した期間というのは、トータルでも1年もありません。
ですが、会う人会う人、私の英語を聞いて「アメリカに長く住んでいたのだろう」と思ってしまうのです。
特に、一般的な日本人の発音をよく知る人ほど、私の発音に驚きます。
「どうやって、そんな風にキレイに話せるようになったのですか?」
この質問は、外国人からも、日本人からも、よく尋ねられます。
日本に住んでいながら、ネイティブアメリカ人のようなキレイな英語を話す。
そういう「不自然さ」を私は持っているようです。
でも、私に言わせれば、これは不自然どころか、「当然」のことなのです。
上記のアメリカ人に褒められた様子を隣で見ていた日本人アルバイトの女の子も同じ質問をしてきました。
「発音はどうすればキレイになるのですか?」
つい一昨日書いたブログ記事の中でも書きましたが、望むような結果を得るためには、必要なものがあります。
それは、「理屈」と「根気」と「細かさ」の3つです。
もちろん、前提として「客観的に自分を観察することができる」ということが必要ですが、その上で、必要なものはこの3つと言えます。
「理屈」が分からないという人は、「理屈」を探し、学ばなくてはなりません。
「根気」がないという人は、そもそも何をするにしても良い結果は得られません。
「細かさ」が弱いという人は、そこそこはできるようになったとしても、いつまでもおおざっぱさが抜けきらないでしょう。
私が発音を褒められる裏には、私なりの努力があったのです。
そして、その努力は、「理屈」と「根気」と「細かさ」から成り立っていました。
これをやり続けた人だけが、「人から褒められるほどキレイな発音」を身につけることができるのだろうと思います。
それは、誰にでもチャンスがあるものなのです。
「自分にはキレイな発音など身につかない」と諦めたらそこでおしまいです。
健康な耳があって、考える頭があるならば、誰にでも身につけることができます。
本校で教えている発音レッスンでは、「誰でもできるはずだ」ということを私自身が信じて行っております。
ですが、教師が信じるだけではダメなのです。
生徒自身が、「自分にもできる」と信じることができてはじめて、望むような結果が得られるのです。
そして、実際に、本校の多くの生徒たちが、とてもキレイな発音を身につけていっています。
発音が褒められると嬉しいですよ~。
褒められるほどのキレイな発音を目指して、これを読んでいるあなたも是非頑張ってみいませんか?
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