<前回の続き>
(「発音美人になりましょう!」の記事一覧はこちら。)
このシリーズ、これまで各記事に「サブタイトル」をつけていませんでした。
新しく記事を書く際に「あら? このことについては書いたっけ?」と分からなくなってきたので、先ほど、過去記事にサブタイトルをつけました。
これまでの流れを一気に読みたい方はこちらの「記事一覧」をご覧ください。
さて、今日は「母音から母音へのつながり」の際に、多くの日本人がやってしまう発音についてご紹介します。
「母音から母音へ」というのは、どういう場合でしょうか。
例えば、次のような文があったとします。
They agreed to eating out.
この文には、「母音から母音へのつながり」となっている部分が「2箇所」あります。
おわかりでしょうか?
まずは、「They agreed」の部分。
「They」の最後は「イ」という母音で終わっています。
その次の「agreed」は、「ア」という母音で始まっています。
この時、「イ」で終わってから「ア」で始まる際に、「声を出すのをやめてしまう」という人がたくさんいます。
「they」という言葉を、どこかつっぱねたように発音し、一瞬、間をあけてから「agreed」に入る、というような発音になってしまうのです。
ですが、こういう時には間を空けない方が自然な発音に聞こえます。
さらにもう一箇所、「to eating」の部分も同様に、「母音から母音へのつながり」があります。
「to」は「ウー」という音で終わり、その後ろの「eating」は「イー」という音で始まります。
ここでも「ウー」と「イー」を切ってしまってはいけません。
発音美人になるためは、「不要な区切り目をなくす」ということも重要な要素の1つなのです。
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