「苦手を克服するために」というテーマで考えていこうというコーナーの時間です。

人間、誰にでも「苦手なこと」ってありますね。

「苦手なこと」に取り組んでいる時というのは、たいてい「理性」よりも「感情」の方が先に働くことのが普通ではないでしょうか。

つまり、「これは大事だ!」と思って取り組むというよりも、「これ、イヤだなぁ」と思って取り組んでしまいがち、ということです。

感情を理性で制御する、ということが「苦手を克服する」には大切ですね、という話は以前も書きました。(過去記事はこちら。)

「理性」によって獲得できるものの中に、「理論」や「理屈」というものがあります。

感情のままに取り組んでいる人は、その人自身の中に「理論」や「理屈」を持っていません。

しかし、理性的に自分を制御しながら取り組もうとする人は、自分が取り組んでいることに対して「理論」や「理屈」を見出そうとします。

「苦手なこと」を克服していく際、この「理論」や「理屈」と言ったものがとても役に立つのです。

何かを身につけていこうとして、最初に必要なのは「練習」というものです。

しかし、「感覚的な練習」だけで誰もが上手くなるか、と言えばそうとは限りません。

「感覚的な練習だけ」で上手くなる人もいれば、そうでない人もいるのです。

同じ時間だけ練習しても、上達する人と上達しない人に分かれるのはなぜでしょう?

「それはセンスだよ」という一言で切り捨ててしまう人もいるでしょうが、私はそうは思いません。

同じ時間の練習量で上手になる人とそうでない人を分ける原因の1つに、「理論や理屈を持っているかいないか」ということが考えられます。

例えば、発音を身につけていくのが早い人とそうでない人をよく観察していると、このことがよく分かります。

上手になるのが早い人は、私が「発音の理論や理屈」について質問をしてみると、たいてい「即座」に正しい答えを言います。

しかし、上手になるのが遅い人は、私が「発音の理論や理屈」で質問をしてみると、そもそも、その質問の意味自体を理解していない、という人がほとんどです。

つまり、発音などのように、一見、「感覚的なもの」と思われるものであっても、上手になる人の中にはそれなりの「理論」や「理屈」があるものなのです。

「理論」や「理屈」は、きちんとした言葉で頭の中にあるとは限りません。

時には「質問されてみてはじめて、そういう理論や理屈があったことに気づいた」ということもあります。

ですが、「理論」や「理屈」を持って取り組んでいくと、これを持たずに取り組む場合に比べて、格段に「身につくスピード」が違ってきます。

これは英語の発音の話だけではなく、おそらく他のどんなことにも通じるだろうと思います。

皆さんも、「苦手なこと」を克服しようと取り組んでいることがあるとしたなら、それに関する「理論」や「理屈」に目を向けてみると良いかもしれません。

今日はちょっと抽象的な話になってしまったので、次回、もう少し具体的な話をご紹介します。

どうぞお楽しみに!

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