いや~、今日もこんな時間になってしまいました。
英語を話したり書いたりするには「文法」の学習が必要です。
「文法」とは「文に関する法則」のことであり、それはつまり「みんな共通のルール」ということになります。
どんな事柄であっても、ルールを知らない人は、そのルールによって成り立っているコミュニティーには受け入れてもらえません。
英文法を知るということは、少なくとも「英語でやりとりする人達のコミュニティー」の中に入っていくためには大事なことだと言えます。
ところがそうは言っても「文法は苦手」という人もいることでしょう。
そこで、「文法書の目次」をざっと眺めながら、英文法の用語を思い出し、学習の入口に立つところから始めましょう、という意図で始まったのがこの企画!
今週からは「仮定法」というテーマに入ります。
それではどうぞ~!
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第14章 仮定法
第1節 仮定法の基本的概念
1. 「直説法」と「仮定法」の意味の違い
2. 「条件節(if節)」における述部の形
(1) 条件節(if節)の内容が「現在」の場合
(2) 条件節(if節)の内容が「過去」の場合
(3) 条件節(if節)の内容が「未来」の場合
(4) 条件節(if節)における「述部の形」のまとめ
3. 「帰結節」における述部の形
(1) 帰結節の述部が「助動詞の現在形+動詞の原形」の場合
(2) 帰結節の述部が「助動詞の過去形+動詞の原形」の場合
(3) 帰結節の述部が「助動詞の過去形+動詞の完了形」の場合
(4) 帰結節の述部が「動詞の現在形」あるいは「動詞の過去形」の場合
(5) 帰結節自体が「命令文」となっている場合
(6) 帰結節における「述部の形」のまとめ
4. 「条件節」と「帰結節」の組み合わせ
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さあ、いかがでしたか?
「仮定法」と言えば、「if」という言葉を思い出した人も多いのではないでしょうか。
つまり「もし~なら」という表現のことを「仮定法」と言うのです。
ところが、「if」という言葉を使いながら、それが「仮定法」ではなく「直説法」ということもある、というのですから訳がわかりませんね。
実は、「仮定法」と「直説法」では何が違うのか、というところについて、高校時代の私はだいぶ苦しみました。
これがわからないままアメリカに行き、留学を終えて帰ってきてからも仮定法の理解はあやふやでした。
だから、仮定法がわからないという人の気持ちはよ~く分かります(笑)
いったん分かってしまえばこっちのもんですが、「仮定法」を理解するには「助動詞」を理解しなくてはなりません。
いや、逆に「仮定法」を理解していけば、「助動詞」も自然と理解できる、とも言えます。
そういう意味では、「仮定法」というのは「述部(述語動詞)の形」の集大成とも言えます。
さて、来週は仮定法の続きにいきます。
どうぞお楽しみに!
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