「英文法の本の中身は読みません。だって眠くなるから。」という貴方でも「目次」だけなら読めるでしょう?

そう、「目次」だけをザッと読んで、「英文法にもいろいろあるんやねぇ」と軽く勉強した気になってしまおうというお気楽コーナー。

今日は「冠詞」というものについて、目次を見てみましょう。

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第2章 名詞・冠詞・代名詞
第2節 冠詞
 1. 不定冠詞と定冠詞
  (1) 不定冠詞「a」と「an」

  (2) 定冠詞「the」

 2. 不定冠詞「a」「an」の用法
  (1) 一般用法

  (2) 総称を表す用法

  (3) 「~毎(per)」の意の用法

  (4) 固有名詞を普通名詞化する用法

  (5) 「同じ(the same)」の意の用法

  (6) 「いくらかの(some)」の意の用法

 3. 定冠詞「the」の用法
  (1) 一般用法

  (2) 「~の人々」の意を表す用法(the+形容詞)

  (3) 「~単位で」の意を表す用法(by the+単位)

  (4) 動作の対象となる身体の一部を表す用法

 4. 無冠詞の用法
  (1) 一般的な事柄や総称を表す場合

  (2) 建物・場所・役職などを表す語が、抽象的な意味を持つ場合

 5. 名詞の総称
  (1) 可算名詞の複数形で、冠詞をつけない(無冠詞)

  (2) a [an]+可算名詞の単数形

  (3) the+可算名詞の単数形

  (4) 不可算名詞で、冠詞をつけない(無冠詞)

 6. 英作文において文中に名詞が出てきたら

 7. 名詞が「特定されている」か「特定されていない」かを見分ける方法

 8. 名詞の前につけるべき修飾語句
  (1) 可算名詞(Countable Noun, 数えられる名詞)の「単数」

  (2) 可算名詞(Countable Noun, 数えられる名詞)の「複数」(名詞を「複数形」に変化させる)

  (3) 不可算名詞(Uncountable Noun, 数えられない名詞)

 9. 冠詞の位置

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さあ、いかがでしょうか?

ついに出ましたね、「冠詞」。

この「冠詞」というやつは、「日本語には存在しない概念」の一つなので、日本人にはとても分かりづらいのですね。

言語が違えば、その言語ごとに「存在する概念」と「存在しない概念」があります。

「冠詞」以外にも、「関係詞」や「比較変化」なども日本語には存在しない概念でありながら、英語には存在する概念と言えます。

「自分の言語で存在しない概念」で表現された文法項目は、「存在しない」のだから理解しづらいのですね。

だから「冠詞」と聞くと「え~、よくわからない」と敬遠する日本人が多いのだろうと思います。

「冠詞」だけを本にまとめてしまう人がいるくらいです。

でも、上記の目次ではよくわからないかもしれませんが、「6」「7」「8」あたりのことをよく理解しておけば、「冠詞」を特別扱いする必要はありません。

要は「文脈」というものを読み解く力が身につけば、あとはパズルのように当てはめていく練習をすれば良いのです。

「冠詞」を覚えるのではなく、「文脈における名詞の扱いを読み解く」ということが重要なのです。

さて、次回は「第2章・第3節」をご紹介していきますね。
どうぞお楽しみに!

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