<前回の続き>
(『誰でも「できる人」になれる!』シリーズの記事一覧はこちら。)
前回まで、「考える人」になるにはどうしたら良いか、という観点で記事を書いてきました。
何かに取り組んだ時、同じ時間をこなしても「なかなかできるようにならない」という人もいれば、同じ時間をこなしただけで「どんどんできるようになっていく」という人もいます。
端的に言えば、その違いは「考えながら取り組んでいるかどうか」ということに尽きます。
そして、「考える」という行為は、練習さえすれば誰でも上手になります。
今まであまり「考える」ということをしなかった人が、「考える」ということをしながら取り組んでいけば、劇的な変化が生まれる可能性が大いにあります。
さて、今日は「考える」の次のステップについて話を進めます。
何かに取り組んで、そのことが「どんどんできるようになる」ためには、ただ考えるだけではなく、「実行に移す」ということをしなくてはなりません。
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「実行に移す」ということは、実に簡単なことのようであり、同時にとてつもなく難しいことでもあります。
取り組み初めてしまえば簡単なのに、「実行に移す」つまり「始める」ということがなかなかできないということってありますよね。
かくいう私(久末)も、生活の中で「実行に移す」ということがなかなかできないことがたくさんあって困っています(笑)
「実行に移す」ということと、もう1つ大事なことがあります。
それは「絶対にやらない」ということです。
「実行に移す」と言ったら、必ず実行に移す。
「絶対にやらない」と言ったら、絶対にやらない。
何かに取り組んで、目標を達成していくためには、「実行に移す」ということと「絶対にやらない」ということをキッチリと分けていくと良いですね。
例えば、ダイエット。
私も時々やりますが、ダイエット(=減量)を成功させるのに必要なのは、「実行に移すべき事」と「絶対にやるべきではない事」を分けることです。
「実行に移すべき事」がなかなかできないで、「絶対にやるべきではない事」をついやってしまう。
「頭」を使って考えていても、「頭」では分かっていても、「行動」が伴っていなければ意味がありませんね。
「実行に移す」と「絶対にやらない」をしっかりやりさえすれば効果もあると分かっているのに、それができない。
私もそういうことが多々あるので、それができない人の気持ちがよ〜く分かります(笑)
では、「実行に移す」と「絶対にやらない」をきちんとやるには、どうすれば良いでしょうか?
それは、結局は「自分との約束」になるのだろうと思います。
「実行に移す」ということを自分と約束する。
「絶対にやらない」ということを自分と約束する。
「自分との約束を交わす」ということが一番最初に必要です。
ところが、それでも「実行に移す」と「絶対にやらない」という自分との約束を守れないこともあります。
どうして自分との約束を守ることができないのでしょうか?
次回はその辺りを考えてみましょう。
<続く>