日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズの「023」番です。

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023:「イグアナ」

は虫類の動物「イグアナ」。

あの無愛想な表情にも、なんとなくユニークさを感じさせるところが私は好きです。

さて、「イグアナ」は英語で書くと「iguana」となります。

一見、そのままカタカナで「イグアナ」と発音すれば良さそうに見えますが、少し違います。

「iguana」を発音記号で書くと、[igwάːnə]となります。

カタカナで敢えて書くならば、「イグワーナ」という感じです。

「g」や「q」というスペルの後ろに「u」というスペルが続く場合、たいていその「u」は「w」の音になるのです。

このことは、以前、別のブログ記事でもご紹介しました。
(ブログ記事:「qu」と「gu」の発音

従って、「iguana」の「gua」の部分は、[gwάː]という感じになるのです。

また、日本語では、最初の「イ」は低く発音され、その次の「グ」から後ろの音程が高く発音されますね。

ところが、英語の「iguana」では「グ」の部分は、のどを軽くならす程度で、ここは弱く発音されます。

そして、その次の「ワー」のところにアクセントがグッと置かれるのです。

で、最後の「ナ」でまた弱い音となります。

日本語のまま「イグアナ」と発音しても通じないこともないかもしれませんが、「イグワーナ」というように「ワー」が目立つように発音すればバッチリ通じることでしょう。

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

※ここでご紹介した発音は、デュープラー英語学院で毎月開催される「発音教室」で練習します。興味のある方はこちらをご確認下さい。→「発音教室&英会話」開催情報

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